東北学院大学

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仙台高等学校の教職インターンシップ

2018年02月21日

 2月13日に、教職インターンシップが仙台市立仙台高等学校において行われました。このインターンシップは、教職を希望している学生が高等学校の教育活動を見学し、現場の教員の声を聴くことを通して、教員としての心構えや姿勢および意識を育むため、2015年からはじまったプログラムです。内容は学校概要についてのガイダンス、授業参観、HR見学、授業担当者との懇談でした。
 今回のインターンシップでは、本学3年生の英文学科2名、歴史学科1名、共生社会経済学科1名、言語文化学科1名、情報科学科1名の合計6名で参加し、6校時と7校時には各自が自分の専門とする科目ごとに分かれ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅰ、日本史B、現代社会、数学Ⅱ、数学AおよびSHRを参観しました。この授業参観を通して、学校現場の雰囲気、授業の進め方、板書、生徒に対する発問など、授業に対する様々な工夫を実際に見ることができ、授業を実際に行うことの難しさや自分が教壇に立つ際のイメージなどを確認する良い機会になったと思います。
 また、授業後には学生が授業担当者に感想を述べた後で質問をする時間を頂き、現場の先生方の考え方やアイデアを伺うこともできたため、実際に教壇に立った際には参考になるお話を聞けたと思います。最後に、大学入試改革の話題からこれから求められる教育に関し現場の先生の様々な考え方を伺え、まとめとして教頭先生がこれまでの教育から振り返ってお話をされていたことも、印象に残っております。
 今回のインターンシップを通して、丁寧に進められた授業や現場の先生の声から、本学の学生たちは教職を目指す心構えを再認識してくれたものと思います。
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