【中央】夏の物語~思い出の1ページ~
- 期間:~9月末まで
- 場所:中央図書館2F
爽やかな初夏、ジリジリと暑い盛夏、線香花火のように儚い夏の終わり。
どんな夏の思い出が特に印象に残っていますか?
小説の描く「あの夏」、「自然」、ちょっと怖い「妖怪」など、夏にまつわる物語を集めました。
あなたの夏の思い出の1ページに残る本に出会えるかもしれません。
企画展示「夏の物語~思い出の1ページ~」、ぜひお出かけください。
【一部の本の紹介】
夏のキグナス = Cygnus in Summer / 柴崎竜人著
星座館で暮らしているのは、別々に育った双子の兄弟・和真と創馬、そして血のつながりのない娘・月子。夏が訪れ、そんな3人の元に現れたのは店主の和真に恋する謎の美女!?熱く激しく、愛しい夏の星座の物語。
笑いあり涙ありの、心温まる小説です。
晩夏に捧ぐ : 成風堂書店事件メモ / 大崎梢著
幽霊騒ぎを解決してほしいと元同僚に助けを求められた杏子は、名探偵のアルバイト店員多恵と信州へ。そこでは27年前の老大作家殺害の謎までもが2人を待っていた。
鋭くもあたたかい目線で描かれた本格書店ミステリ、シリーズ初長編です。
52ヘルツのクジラたち / 町田そのこ著
世界で1頭だけ52ヘルツの高周波で鳴く世界一孤独と言われるクジラがいる。他のクジラと声の周波数が違うのでどんなに鳴いても声が届かない。
自分の人生を家族に搾取され虐待されてきた女性と少年が出会い、二人の物語が始まる。二人の救いを求める声は届くのだろうか―。2024年に映画化され話題になった作品です。