【総括報告】七郷地区復興ボランティアを終えて

 4月4日から15日まで、私たち災害ボランティアステーションは仙台市若林区七郷地区での災害ボランティアに参加しました。実働で9日間、延べ人数で80名近くのボランティア学生と教職員を派遣し、県内外から駆け付けたボランティアの方々ともに、主に屋外での瓦礫・汚泥除去作業に従事しました。また、14日と15日の2日間は、本学常任理事の宮城先生も参加され、学生とともに汗を流されました。

 「朝起きて、一面瓦礫で覆われたこの光景を見るのは本当に辛い」。これは、ボランティアに伺ったあるお宅の家主さんの切実なお言葉です。震災前、七郷地区は豊かな田園とその中に点在する緑溢れる集落が見事に融合した美しい景観に恵まれていました。本来ならばこの時期は、5月の田植えに向けた育苗作業が本格化し、農家の方々も慌ただしい日々を過ごしているはずでした。しかし、3月11日の大津波は、多くの人々の普段の日常を奪い去りました。

 私たちの活動は、住民の方々に普段の日常を一日でも早く取り戻していただくための活動です。それぞれの参加理由は違えども、ボランティア学生は自らに課された使命を十分に認識した上で黙々と作業を行い、その姿は大変頼もしく感じました

 ボランティアの後半にかけては、次第にショベルカーなどの重機が入るようになり、急ピッチで瓦礫の除去が進んでいました。近い将来、以前の美しい景観を取り戻すことができるでしょう。しかし、今後、人々の『心のケア』にどのように関わっていけるのか。今後の災害ボランティアステーションの中・長期的な課題となりそうです。

復興大学

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大学間連携ボランティアシンポジウム

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夏ボラ 2019

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震災と文学

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