博士課程前期課程 - 在学生からのコメント

菅原 豪起

経済学専攻博士課程前期課程2年 
菅原 豪起 さん

 中学校・高校の学生生活の中で、部活動は私にとって最も心に残る経験でした。部活動を通じて、チームワークの重要性やリーダーシップ、そして学業との両立を図るための時間管理など、多くのことを学びました。大学進学後も勉強を続けながら、週末にはボランティアコーチとして活動しましたが、そこで部活動から離れていく学生達を見て、部活動はなぜ必要かを詳しく学びたいと考え、大学院進学を決意しました。
 大学では、ミクロ経済学やマクロ経済学を中心に経済学の多岐にわたる側面を勉強・分析しました。その知識とスキルを活かし、中学校の部活動の経済分析を行うことを目指して、大学院での研究を開始しました。大学院は少人数制であるため、教授との距離が近く、質問もしやすい環境で、詳細かつ具体的な研究指導を受けることが できます。
 この恵まれた環境を活かし、中学校の部活動を実証的に分析することで、より充実した部活動を実現するための対策を提案できると考えています。卒業後は教員として働きたいと考えており、大学院での研究を通じて得た新たな知識やスキルを活かして、教育現場や部活動のコーチとして社会に貢献したいと思っています。
 大学院進学は、新たな知識を得るだけでなく、その知識を実際の教育現場に還元し、未来の生徒たちの成長を支えるための有意義な選択であると確信しています。