経済データサイエンス専攻 - 概要

 本専攻で学ぶ学生は、経済学および数理・データサイエンス・AIを融合した知識とスキルを用いて、地域経済の課題を取り上げ研究します。そのコンセプトは、地域経済の活性化に貢献できる経済データサイエンス人材の育成にあります。
現在、政府が掲げるデジタル革新戦略Society5.0を念頭に社会のデジタルトランスフォーメーション化(以下DX化)が推し進められています。社会・経済と同様に経済学もDX化しています。
 本専攻では、経済学研究科・人間情報学研究科の教員と東北の企業・自治体が協力して学生を指導します。学生が経済学とデータサイエンスの両分野を深く理解し、また、地域の課題に取り組むことで、「証拠に基づく政策立案」(Evidence-Based Policy Making 以下、EBPM)の手法を研究することができます。
 近年は、インターネットの進展や生産技術の変化に合わせ、自治体や企業の業務は変わってきており、それに合わせたリスキリングやリカレント教育が必要となってきています。本専攻では 社会に求められているEBPMを実践する人材を養成し、継続的に輩出することで東北地域が抱える問題の解決に貢献し、地域を活性化することを目指しています。