【経済データサイエンス専攻】2026年度第4回特別講義が行われました
7月22日、土樋キャンパス 総合研究棟3階 会計・ファイナンス実習室にて、2026年度第4回特別講義が行われました。
第4回は、有限責任監査法人トーマツより、香田 浩一先生(パブリックセクター・ヘルスケア事業部パートナー)と髙橋 佑季先生(パブリックセクター・ヘルスケア事業部マネジャー)のお二人をお招きし、「上下水道事業の財政分析」をテーマにご講義いただきました。当日は、本学の学生や教職員に加え、一般の方も含め計33名が参加しました。




講義前半では、日本の上下水道事業が直面する施設の老朽化や、人口密度の変化が経営に与える影響、地域ごとに大きく異なる料金実態などの深刻な課題について解説がなされました。将来的に多くの自治体で大幅な値上げが必要になるとの予測に、参加者は真剣な面持ちで聞き入っていました。
後半には専用のデジタルツールを用いたワークショップが実施され、参加者はグループごとに仙台市のデータを他自治体と比較しながら、施設の更新率や経営の健全性を示す指標を具体的に分析しました。続く質疑応答でも活発なやり取りが交わされ、単にデータを追うだけでなく、「数値の推移からいかに政策的な仮説を導き出すか」という実務家ならではの視点を深く学ぶ時間となったほか、身近な公共サービスをデータサイエンスの視点で見つめ直す、大変実り多き機会となりました。
この特別講義は、「東北の地域経済発展を担うデータサイエンス人材育成事業」として2025年度より大学院経済学研究科に新設した経済データサイエンス専攻の授業科目「国際経済論特論Ⅰ」(担当:篠崎剛教授)において開催しております。
次回の日程や内容につきましては、詳細が決まり次第、本ウェブサイトにて随時更新いたします。
