本事業における単位互換コア科目「地域課題演習(地域企業版)」の東北学院大学の履修学生(3年次)を対象とした個別面談を行いました。
本事業における単位互換コア科目は、本科目を含めた3科目(「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」「地域の課題Ⅱ(地域企業版)」「地域課題演習(地域企業版)」)で構成されており、「地域課題演習(地域企業版)」は、応用段階に位置付けられる科目です。「地域の課題Ⅰ・Ⅱ」で培った知識・推論を基に、現場での実習活動をとおして、地域企業における課題解決を目標としたプロジェクトを実践します。課題解決プロジェクトで必要な成果を生み出す過程で、仮説検証を繰り返し、既有の知識を組み合わせて事象を解釈し、新たな知を生み出すことを目指します。
今回の個別面談は、2019年度の履修学生27名全員を対象として、学生と企業のマッチングの際に重視する「実習をとおして取り組みたいこと及びその理由」等を事前に確認することを目的に土樋、泉、多賀城の3キャンパスで実施しました。学生は、6月から7月に行われる講義で、実習企業や課題解決プロジェクトの理解、目標設定等を行い、夏季休業期間に行う約3週間の実習に臨み、9月には事後研修で成果を発表します。
全学部のカリキュラムで導入となった今年度は、履修生が大幅に増加し、地域企業において仮説検証を繰り返す課題解決型のプロジェクトに多くの学生が取り組みます。