はじめに
いわゆる「2018年問題」が巷間言われておりますように、進行する18歳人口の減少のもとで、大学は現下さまざまな対応(改革) を求められております。
まさに特色ある個性の創出、機能別分化は大学にとって喫緊の課題となっており、国公立、私立を問わず特に地方大学においては、地域密着型、地域志向型という大学のあり様はその一つの潮流になりつつあるものと考えられます。
このたび、宮城県内に所在する12の高等教育機関が連携し申請した「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成」事業が、平成27年度文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択されました。
当該事業は、地域経済に対して新たな活力を与える企業の担い手たる人材育成および地域企業の魅力向上を支援し、もって宮城県の地方創生に貢献することを目指すものです。 具体的には、老舗企業の革新や、製造業の成長、また新規産業の創造への貢献など多岐に亘ります。
そこで我々高等教育機関に共通して求められるのは、自ら仮説を設定し、試行錯誤を繰り返しながらより適切な解を導き出すこと を地域のビジネスの現場で実践できる人材の育成であると考えております。
本事業では、このような人材を「地域高度人材」と定義し、その育成を地域全体での協働教育基盤の構築と併せて目指してまいります。
つきましては、本事業へのご理解とご支援に、ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
平成28年3月
みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成 COC+参加大学一同
事業概要
本事業は、事業協働地域である宮城県にある12の大学・短期大学・高等専門学校等の高等教育機関と、宮城県・仙台市が連携し、高等教育機関が有している教育プログラムを相互に活用し、より実効性の高い地域人材の育成を目指します。
具体的には、地域企業の課題を細分化してプロジェクト化し、学生・教職員が参加して実践します。企業にとっては自社の経営課題等の解決や新たな事業創造につながり、将来的な経営革新が期待できます。学生にとっては、企業プロジェクトの実施過程に参加することで、実践的な学びを得る機会となります。
各高等教育機関と地域企業の活動は、連携する宮城県や仙台市、また七十七銀行、仙台銀行、宮城県中小企業家同友会等には本事業の支援機関として参画いただき、宮城県内の各機関が一体となった人材育成を進めて参ります。
※ディープ・アクティブラーニングとは・・・ 学習形態に重点を置く単なるアクティブラーニングではなく、学習の質や内容を問う カリキュラム・学習環境・教育手法・評価手法のこと ( 参考文献 : 松下佳代著 『ディープ・アクティブラーニング 大学授業を深化させるために』 )
実施体制
COC+参加大学、自治体、COC+推進コーディネーター、地域の企業及び支援機関等 から構成される「地域協働教育推進機構」が本事業を展開します。
この中で、以下の運営部会が主導し、各事業の企画・実施・検証をしてまいります。
連携機関
COC+参加大学
参加自治体
参加団体
ほか、地域の多くの企業と連携します。