本事業における単位互換コア科目「地域課題演習(地域企業版)」の履修学生を対象とした実習先企業を調整するマッチング面談を行いました。
本事業における単位互換コア科目は、本科目を含めた3科目(「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」「地域の課題Ⅱ(地域企業版)」「地域課題演習(地域企業版)」)で構成されており、「地域課題演習(地域企業版)」は、応用段階に位置付けられる科目です。「地域の課題Ⅰ・Ⅱ」で培った知識・推論を基に、現場での実習活動をとおして、地域企業における課題解決を目標としたプロジェクトを実践します。このプロジェクトで求められる成果を生み出す過程で、仮説検証を繰り返し、既有の知識を組み合わせて事象を解釈し、新たな知を生み出すことを目指します。
今回のマッチング面談は、個人面談、初回のガイダンスを経ての開催となりました。夏季休業期間に行う約3週間の実習先となる企業を調整するため、2019年度の履修学生27名全員を対象として、土樋、泉、多賀城の3キャンパスで数日間にわたり実施しました。今回のマッチング面談をもとに実習先企業にエントリーし、実習先が決まった後、学生は、さらなる企業研究や課題解決プロジェクトの理解、目標設定等を行い、実習に臨みます。
今年度は、履修生が大幅に増加したことで、実習企業と学生のマッチングに多くの時間を要しています。学生の希望を重視したマッチングを行い、意欲にあふれた学生たちがこの夏、地域企業において仮説検証を繰り返す課題解決型のプロジェクトに取り組みます。