「地域の課題Ⅱ」において学生による企業経営者インタビューを行いました

10月28日(月)、東北学院大学多賀城キャンパス及び泉キャンパスで開講されている単位互換コア科目「地域の課題(地域企業版)」において、学生による企業経営者へのインタビューを行いました。

本事業における単位互換コア科目は、「地域の課題」、「地域の課題」及び「地域課題演習」の3段階で構成されています。「地域の課題(地域企業版)」は、その第2段階にあたり、地域企業の課題をテーマとして「地域の課題(地域企業版)」で身につけた知識とフレームワークをもとに「知のつくり方」の重要部分である課題解決方法、特に「仮説設定」の手法を体験的に学んでいます。

今回の企業経営者インタビューでは、県内で活躍する企業経営者にお集まりいただきました。学生たちは、企業の概要について説明を受けた後、質疑応答を行い、企業経営者から回答を得るということを繰り返し、企業の現状把握と将来像を描くためのヒントを探りました。

インタビューの後、学生たちからは、知りたい情報を聞き出すための工夫や心がけたこととして「サイトを調べればすぐ出てくるようなことを聞かなくて済むように対象企業の事前調査を行った」「相手の話を聞いたうえでその話を深く掘り下げた」「質問した事に加えて、もう一度角度を変えて質問することでより深く詳しく知るようにした」等の意見や感想があげられました。

今後は、インタビューや調査等で得た情報をもとに、チーム単位によるグループワークで、企業の現状把握や将来像から本当の課題とは何かを考え、自分自身が企業の課題解決に取り組むことを前提とした3週間の仮説検証プロジェクトの設計、共有と相互評価、プレゼンテーションを行います。一連の作業の中で既有の知識を組み合わせて、新しい知を組み立てることを目指します。講義の最終回の1月27日には、チームごとに設計したプロジェクトのプレゼンテーションを企業経営者に向けて行います。

2019年度ご協力いただいた企業様
株式会社 エヌエスシー(外部サイト)
株式会社 セレクティー個別教室のアップル(外部サイト)
東洋ワークセキュリティー 株式会社(外部サイト)
株式会社 ナナイロ(外部サイト)