「地域課題演習」(プロトタイプ)実施報告

「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成」事業における教育プログラムの根幹科目群「単位互換コア科目」 の一つとして、平成29年度から東北学院大学の3年次生(文学部・教養学部)を対象に開講される「地域課題演習(地域企業版)」のプロトタイプを実施しました。

本事業における「単位互換コア科目」は、この科目を含めた3科目(「地域の課題Ⅰ」、「地域の課題Ⅱ」、「地域課題演習」)で構成され、「地域課題演習(地域企業版)」は、応用段階に位置付けられる科目です。「地域の課題Ⅰ・Ⅱ」で培った知識・推論を基に、現場での実習活動を通して、実際の地域企業における課題解決を目標としています。

今回は、東北学院大学生4名の参加により、夏季休暇期間の8月18日から9月5日までの約3週間、「外国人目線でのWebサイトの改善」、「アルファ米を利用した介護食の販路開拓」をテーマにプロジェクトに取り組みました。

参加した学生たちは、地域企業の現場で自らの立てた仮説を検証・修正するという貴重な経験を得て、大きく成長するとともに、彼ら自身の今後の課題を明確にしました。 地域協働教育推進機構では、次年度の開講に向け、さらに検証・改善を進めていきます。