地域高度人材指標に関する企業関係者との意見交換会を開催しました

7月2日(火)、東北学院大学土樋キャンパス8号館第1会議室において、地域高度人材指標開発・評価部会主催による、地域高度人材指標に関する企業関係者との意見交換会を開催しました。

本事業では事業開始直後から、地域高度人材指標開発・評価部会を中心に「地域高度人材指標」の開発及び検証を進めてきました。2017年3月に指標を作成し、2017年度から、単位互換コア科目を中心に講義における学生評価(形成的評価)に積極的に活用しながら、指標の改善に取り組んできました。

本事業で開発した「地域高度人材指標」は、大学間で相互に活用できる共通指標であるとともに、卒業後の学生の地域企業における人材育成指標としての活用も想定しています。そのため、企業における人材の採用、育成、評価に活用できる指標としての観点から、産業界の意見を広く集め、指標をより実質的なものに改善することを目的に大学関係者、企業関係者、行政関係者による意見交換会を行いました。

意見交換会の当日は、地域高度人材指標開発・評価部会の吉田部会長(宮城教育大学教授)及び松﨑上席COC+推進コーディネーター(東北学院大学特任教授)から、本事業の概要、地域高度人材指標に関する説明をあらためて行い、その説明をもとに地域企業の経営者、地域企業を支援する商工会議所、全国区の創業支援担当者及び地域金融機関の人事担当者のそれぞれの視点から貴重な意見をいただきました。

今回の意見交換会をもとに9月には企業関係者との2回目の意見交換会、その後、学生との意見交換会を予定しており、「地域高度人材指標」の完成に向けた検証に取り組んでまいります。

地域高度人材指標の詳細は、こちらをご覧ください。