7月31日(水)、東北工業大学八木山キャンパスにおいて平成30年度COC+FD/SD合同研修会Section3を東北工業大学のFSD研修会と合同で開催しました。今年度のFD/SD研修会は、Section1、Section2、Section3、Special Sectionの連続研修としており、昨年度の研修で好評だった参加者同士の意見共有や業務改善の取り組み等に加えて、職員を対象とした教学マネジメントの研修や、地域との連携プログラムの設計方法等についての研修を実施しています。
Section3は「地域・企業と連携したコーディネーター養成研修の設計と運用」と題して、これまでのSection1「教学マネジメントと職員の役割」、Section2「大学と地域・企業をつなぐ連携の意味と可能性」の内容を総括するとともに、コーディネーターの養成について研修を行いました。
研修に先立ち、東北工業大学の石川副学長から「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成事業に一層のご理解をいただき、地域・企業の課題解決と、大学の教育プログラムの向上の双方を実現するスキルを習得していただきたい」との挨拶がありました。講師は、本機構の松﨑特任教授が担当し、東北工業大学をはじめ他大学からの参加者も含め約70名が研修を受講して、参加者同士による意見の交換を行いました。
参加者からは、「学生に地域活動をさせる上で何を目標に動機づけすべきか悩んでいるところがあったが、今回の話を聴いて参考になった」「職員にも地域や企業に目を向け、考察する力が求められると学んだ」「これからの教育(特に実践的教育)では、組織力の向上が不可欠となる」等の感想がありました。
次回は、Special Sectionとして、「地域の課題Ⅰ」プログラムの開発と運用について研修会を開催します。8月6日(月)の事前研修、8月20日(月)から22日(水)に行われる単位互換コア科目「地域の課題Ⅰ」の聴講、8月30日(木)の事後研修の流れで研修を行います。
また、後期にもFD/SD合同研修会の開催を検討しています。研修の開催については、開催が決定しだいWebサイトにてお知らせします。
合同研修会の詳しい内容、申し込みはこちらから
研修会の様子は、東北工業大学のホームページでも紹介されています。