携帯電話等で広く活用されているQRコードをはじめとするバーコードは誤り検出訂正技術が応用されている身近な体表例である。
本研究室ではバーコードの読み取り性能改善法、新しい利用法、および、バーコードを利用したアプリケーション開発についての研究を行っている。
2010年度は、仙台光のページェント実行委員会からの依頼を受けて、「ひかっぺ応援団’s」に印刷されているバーコードを読みとり、光のオブジェが点灯するシステムの試作を行った。このシステムは開催期間中に光のページェントの会場である西公園に設置された。
実行委員会では今後とも本システムを設置する方針であるので、本研究室ではシステムの機能改善についての共同研究を継続して、会員や地元市民へのサービス向上を行っていきたいと考えている。
(電気情報工学科 吉川英機)