ごあいさつ
東北学院大学
産学連携推進センター センター長
工学部 情報基盤工学科教授
鈴木 利則
近年の変革著しい産業界の発展のためには、イノベーションの創生が望まれており、その核となる技術の重要性が指摘されています。特に大学に対しては、基礎研究や周辺技術開発などでこれまでに得られた研究成果を地域社会に還元すると共に地域企業との連携による新しい産業の創出および産業教育の振興に貢献することが強く期待されています。
このような背景のもとに、東北学院大学では、これまで得られた成果を地域社会に還元し、地域の企業との連携による新しい産業の創出および産業教育の振興に貢献することを目的として、2003年に産学連携推進センターを開設いたしました。
本センターはリエゾン領域と知的財産領域の2本立てで事業を進めています。前者は大学と企業との連携に関して、
- 地域企業の技術者リフレッシュ教育のための広報活動と情報収集・調査
- 地域企業の研究開発、生産性向上についての助言、指導及び技術・学術情報の提供
- 地域企業と大学が共同して行う研究・調査及び大学への研究委託、研究の成果に伴う技術移転
- 企業からの研究員や産学連携研究員の受け入れ、大学からの研究者派遣、企業と連携して行う学生の産業教育に関する広報活動と情報収集
等の事業を行います。
また、後者は、特許などの知的財産にかかわる管理・運用体制等を整備し、本センターの事業として以下のことを行っております。
- 知的財産に関する窓口業務
- 知的財産に関する広報活動、情報収集及び調査
- 知的財産の出願、審査及び維持に関する支援
- 知的財産のデータベースの管理
- 知的財産の移転、譲渡及び契約に関する実務
本学のシーズやノウハウと企業の皆様がお持ちのニーズをマッチングさせることで、東北・宮城発の新しい産業を提案し、共に育んで行きたいと念願しておりますので、本センターの諸活動につきましても皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。