研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

電気工学専攻
情報インタラクション研究室

木村 敏幸

木村 敏幸 准教授

学位:博士(学術)

人間の認知特性を利用して
誰でも使いやすいコンピュータを開発

作業をよりスムーズにするために,モノの「使いづらい」点を改善したり,人間が視覚と聴覚(目と耳)を使った時にどう感じるかを解明したりする.

研究テーマ
ヒューマンインタフェースによる作業支援,マルチモーダル情報処理知覚過程の理解
研究キーワード
ヒューマンインタフェース マルチメディア 空間知覚 アレイ信号処理 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
これといった1冊はない.
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
色々な本を読んで自分で考えることが社会で生きていくには非常に大切であるから.
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
世の中の「使いづらい」コト・モノやそれにまつわる失敗談.研究のネタになるので.
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
何事も努力すれば応援され,努力できなければ支援され,努力しなければ見捨てられます.
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
研究成果のデモ展示を見せた人が感心したとき.
研究に取り組む上でのモットーは?
先人たちの知恵の結晶をつぶさにチェックし,新しいことに取り組んでいるかを必ず確認する.
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
学生たちがいかんなく能力を発揮できるように学生居室や実験室の環境を整備している.また,学生たちの気分転換のために遊び道具も持込OKにしている.
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
どこにいても自然な印象を感じる立体音響システム
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
Skypeのような通信会議システムでもより自然な会話ができるようになる.
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
修士課程への進学は周りに流されて(当時は大学院重点化の走りだった).博士課程への進学は就職活動に失敗したため(就職氷河期の影響をモロに受けた).
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
修士時代は世間知らずの甘ったれだった.博士時代は一念発起して真剣に研究に取り組んだが,とにかく時間がかかってしまい,博士号を取得できるのか不安との戦いだった.
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
音に関する職業に就くこと.
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
成果を出して自分自身がテレビの科学番組に出演する.