アドミッションポリシー

これまでの大学では学部での教育が中心でありましたが、近年大学院教育に対する社会の要請が強くなってきています。従来の大学院教育は、研究者養成、大学教員の後継者養成に重点がおかれており、一部の大学を除き、大学院に進学を希望する学生の数はあまり多くなく、入学定員も限られておりました。しかし、最近では、単に研究者養成だけでなく、高度専門職の能力を持った人材の養成や社会人の再教育・研修などの役割への期待が高まってきております。学部教育においては専門教育に繋がる基礎教育を中心にし、大学院教育においては学部教育をベースにしてさらに高度な教育あるいは、実践的な専門教育を行うという様な形での大学院教育のさらなる充実が求められてきています。国際的な競争力に勝ち抜くために、大学院修了生を中心にした人材採用を推進している企業も少なくありません。

東北学院大学工学研究科では、このような社会状況の変化に対応するため、次のような入学者を求めます。

〈博士前期課程〉
工学研究科は、次の点を確認することにより、博士前期課程への入学者を受け入れる。

  1. 専門分野を学ぶための基礎学力と柔軟な思考能力及び自主的に学ぶ姿勢を有していること。
  2. 専門分野の将来的な社会の変化、科学技術の進展に強く関わる情熱を持ち、自ら問題を見出し、解決しようとする意欲を有すること。
  3. 専門知識と洞察力を身につけ、国際的視野のもとに社会の発展に貢献したい意思を持っていること。

〈博士後期課程〉
工学研究科は、次の点を確認することにより、博士後期課程への入学者を受け入れる。

  1. この課程の目的である工学に関する研究者の養成に合致する入学志望動機と研究課題を有していること。
  2. この課程における学修に必要な、高い水準の一般的学力(外国語を含む。)を有すること。
  3. この課程における学修に必要な、研究課題に関して高度に専門的で学術的価値のある知識を持っていること。

※各専攻のアドミッションポリシーについては、「専攻紹介 > 理念・目的」のページをご覧ください。

入学試験要項

大学院工学研究科の入学試験に関する情報は、東北学院大学ウェブサイト 入試・入学案内のページでご確認ください。