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博士前期課程(修士課程)の入試にはどんな方式がありますか?
「一般選考」「特別選考」「推薦選考」のほか、社会人を対象とする「社会人特別選考」があります。「特別選考」は、本学工学部卒業見込者で一定の成績基準に達した者を対象とした選考です。「推薦選考」は、学業及び人物ともに優れており、在籍している大学の学部長または高等専門学校の学校長から推薦され、合格した場合には必ず入学する意志のある者を対象とした選考です。
※詳細は、「大学院入学試験情報」でお確かめください。 -
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一般選考はどんな内容ですか?
専門科目、外国語科目(英語)及び面接・口述試験によって選考を行います。各専攻が課す専門科目は以下の通りです。
◎機械工学専攻
下記科目より4科目選択
◎電気工学専攻
基礎科目より3科目と専門科目より1科目を選択。
基礎科目
専門科目
◎電子工学専攻
A・Bより各1科目、Cより2科目、計4科目を選択。
A
B
C
◎環境建設工学専攻
下記科目より4科目選択。
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入学試験の実施時期はいつですか?
「一般選考」「推薦選考」は9月(秋季試験)と2月(春季試験)に実施します。
「特別選考」は7月と9月に実施します。 -
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過去問は公開していますか?
工学研究科入学試験一般選考(9月および2月に実施)の過去問題は基本的にその年度のうちに受験する方にお渡ししています。
- 配付場所
- アドミッションズ・オフィス(土樋キャンパスホーイ記念館1F)
大学院課(五橋キャンパス講義棟2F)
問い合わせ先は、アドミッションズ・オフィス(TEL022-264-6455)です。郵送や配信は行っておりません。
また、受験にあたっては願書に指導教員名を明記する必要があり、事前に希望する指導教員との連絡・面談が事実上必要になります。過去問題もその時に受け取ることをおすすめいたします。
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他大学の出身ですが不利はありませんか?
本学出身・他大学出身で有利・不利はありません。他大学から本研究科に進学し、研究を深めている多くの先輩がいます。
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大学院生を対象とする奨学金制度はどんなものがありますか?
奨学金制度は、経済的事由によって就学が困難な学生に対して学費を貸与または給付し、修学上の経済的障害を取り除いて学業に専念できるよう援助することを目的としています。
1.日本学生支援機構奨学金
独立行政法人日本学生支援機構が運営する奨学金制度で、家庭の経済状況・学力・人物・健康等について審査・選考が行われ、学長の推薦をもとに決定されます。大学院入学前に募集される予約採用と入学後に募集する定期採用があります。
種別 貸与月額 第1種奨学金
(無利子)博士前期課程 月額50,000円または88,000円のいずれかを選択 博士後期課程 月額80,000円または122,000円のいずれかを選択 第2種奨学金※
(有利子)博士前期課程
博士後期課程50,000円・80,000円・100,000円・130,000円・150,000円の中から希望月額を選択 ※在学中は無利子で卒業後年3%を上限とする利子付き
2.東北学院大学給付奨学金
学業成績・人物ともに優良であり、経済的困窮度が高く、修学困難な学生が対象です。採用者には年額300,000円を給付します。次年度も給付希望する場合は、新たに出願し、審査・選考を行います。
3.東北学院大学緊急給付奨学金
家計支持者の死亡、疾病、失業等により家計状況が急変し、修学困難な学生が対象です。家計急変の事由発生から、1年以内である場合に申込可能です。採用者には当該学期授業料相当額を給付します。
4.地方公共団体奨学金・民間育英団体奨学金
本学で募集推薦するものと各教育委員会・各団体に直接申し込むものがあります。詳細については、直接お問い合わせください。
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その他、経済面でのサポートはありますか?
“将来教員・研究者になるためのトレーニング機会の提供(教育経験)”と”経済的支援(奨学)”を目的とする「ティーチング・アシスタント(T・A制度)」を設けています。T・Aとして実験や実習などの補助を行い、そのコマ数に応じて給与が支払われます。
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就職支援体制は?
工学研究科では、担当教員が個別に進路に関する相談に応じています。研究の関係で企業の技術者と話す機会もあり、民間企業をめざす大学院生にとっては、現場を知る良い経験となっています。また、土樋キャンパスに相談窓口を設け、経験豊富な職員や専門のキャリアカウンセラーによる個別支援を実施しています。学部生と同様に就職に向けた準備講座やセミナーも充実。院生の就職活動を全力でサポートしています。
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博士後期課程に進学するには、どんな手続きが必要ですか?
博士前期課程と同様、「一般選考」「社会人特別選考」を実施しています。「一般選考」では、英語(英文和訳・和文英訳)、論文(各人の研究主題について)、面接・口述試験(各専攻の基礎的知識、修士論文及び出願書類について)が課されます。
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教員志望ですが、支援体制はありますか?
すでに高等学校教諭1種免許状を取得している場合、博士前期課程で所定の単位を修得すると「高等学校教諭専修免許状(工業)」授与の資格を得ることができます。教職課程センターでは、教員を目指す学生を支援するため、教員採用試験対策講座や各種講演会の開催、教員採用試験説明会の実施などを行なっています。
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公務員志望ですが、支援体制はありますか?
公務員希望の皆さんは、自ら計画を立て勉強することが求められます。本学では、公務員を希望する学生を対象としている行事(公務員合同業務説明会など)がありますので積極的に参加しましょう。公務員合同業務説明会では、官公庁・自治体の採用担当者を招いて採用試験の傾向と対策、具体的な仕事の内容などについて説明します。
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学会発表の機会はありますか?
自分の研究成果をまとめ学会等で発表することは、大きな自信になるのはもちろん、同じ分野の先輩研究者から研究内容についての評価・指摘を受け、研究に対するモチベーションをさらにアップさせる機会となります。本研究科では、国内・国外で開催される各分野の学会等で、口頭ならびにポスター発表の機会を持てるよう、個々の担当教員を通じ指導を行っています。
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海外への留学は可能ですか?
学部と同様な国際交流制度があります。詳しくは担当教員または国際交流課までお問い合わせ下さい。
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研究テーマはどのように決めるのでしょうか?
大学院では自主的に研究テーマを見つけ出して、研究の手順や流れを作っていくことが求められます。自分の考えているテーマの具体的な内容について、担当教員と相談しながら決めていきます。