研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

電子工学専攻
生体機能情報工学研究室

加藤 和夫

加藤 和夫 教授

学位:博士(工学)


視線の動きを測る眼球運動測定装置

生体情報を電子工学的に計測・解析し
生体機能の解明や医工学への応用へ

生体情報などの信号計測、ノイズ除去による信号抽出といった最先端の電子工学的なアプローチに基づいた研究を行い、人間の様々な機能の解明や医工学への応用にも取り組んでいます。

研究テーマ
生体電子計測に基づく生体機能の解明および医工学への応用に関する研究
研究キーワード
生体信号計測 生体信号解析 生体機能 医工学応用 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
『物質と精神』立花隆・利根川進 著
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
利根川博士の研究に対する姿勢が明確に書かれており、これを読むと、共感する部分、あるいはそうでない部分?など感じる部分、考えさせられる部分が多くあると思います。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
子供との遊び場探し。遊び盛りの子供の相手をするため。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
自分自身で考え、解決する力を身に付けてもらいたいです。
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
研究が進まないとき、ふっとアイデアが浮かんだとき。
研究に取り組む上でのモットーは?
粘り強く、コツコツと!小さなことの積み重ね。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
人間を対象としている研究室なので、明るく、楽しく、かつ整理整頓・清潔を心掛けております。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
現在、企業と共同研究している「環境空間が人間の大脳神経活動に与える影響評価に関する研究」です。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
住みやすく、快適感や作業効率が上がるといったヒトにやさしい建築・建物の空間の設計に応用されるかもしれません。
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
学部時代に電子工学を学んだのですが、現在専門としている生体電子工学、または医用電子といった分野があることを、このとき初めて知り、本来電子製品の開発に直結している電子工学の技術が、私たち人間の生活にも応用できる分野であることに非常に興味が惹かれました。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
研究室の先生や先輩・後輩に常に囲まれながら、一つのこと(自分の研究テーマ)だけに集中でき、非常に充実した大学院時代を過ごしておりました。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
新しい分野を開拓できる研究者となること。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
研究成果が、これからの人間の福祉や生活の質の向上に少しでも繋がるようになればと考えております。