研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

電子工学専攻
群集流動情報工学研究室

門倉 博之 准教授

学位:博士(工学)

群集流動のモデル化と
人流シミュレーションの研究

混雑や滞留など、人の流れが引き起こす現象についての調査や、群集流動のモデル化とシミュレーション技術についての研究を行っています。特に防災分野での活用を目指しています。

研究テーマ
群集流動のモデル化と人流シミュレーションの研究
研究キーワード
群集流動 滞留現象 群集歩行モデル 人流シミュレーションなど

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
「歩行者の空間―理論とデザイン」(J.J.フルーイン)鹿島出版会
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
数少ない群集歩行についての理論書なので。古い本なのですが、未だ新鮮な感じがします。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
仕事で関わった都心の駅や駅ビル、街などの人の流れ(混雑していないかどうか)が気になります。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
「答えがでないかもしれないことに向き合う」といった経験が大事なように思います。
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
何でだろうかという現象に出会ったとき。
研究に取り組む上でのモットーは?
興味を持って続けること。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
自由な雰囲気を目指しています。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
高層ビル避難時の階段室内における滞留現象の解明です。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
高層ビルの避難計画の策定に寄与できればと思っています。
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
研究をすることが好きなのではと思ったので。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
研究をする日々そのものを面白がっていたように思います。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
先のことはあまり考えていませんでした。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
渋滞や混雑だけでなく回遊性など、様々な人の流れの解明に貢献できればと思います。