東北学院大学大学院 工学研究科では、高度な研究を行うために研究者・エンジニアとしての能力を実践的に養います。
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研究室INDEX
知能システム数理研究室
研究室INDEX
工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。
機械工学専攻
知能システム数理研究室
魚橋 慶子
教授
学位:博士(理学)
新しい統計的ふるまいに基づく
システムを表現する理論の研究
本研究室では、確率統計学に関連する情報幾何学や微分幾何学を用い、新しい統計的ふるまいに基づくシステムを表現するための、数学定理・公式について研究しています。
研究テーマ
品質工学の基礎理論、情報幾何学、幾何学一般
研究キーワード
情報幾何学
システム制御理論
微分幾何学
複雑系
非平衡系統計力学 など
先生はこんな人 - Personal Data -
学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
数学は工学の期待に応えられるのか(有本卓著、岩波書店)
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
工学に必要とされる数学が、物理学に必要とされる数学とは少し異なる点を、具体例により分かりやすく説明されているから。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
ピアノの練習時間の増やしかたが気になっています。音楽を振動工学的に扱えば研究のネタになるので。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
規則を発見する力
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
「この法則が世界を支配するのだ」と思う瞬間。
研究に取り組む上でのモットーは?
他人に歓迎される結果を出す。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
自由な雰囲気です。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
非平衡系統計力学に関連する情報幾何学をシステム制御へ応用するための、基礎研究。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
モデル推定論などへ活かされ、あやふやに憶測するしかなかった物事が明らかになる。
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
高校生のとき担任から「理系は大学院進学が当たり前」と言われ、大学へ入学したらその様な雰囲気だったので。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
研究の研究が好きな大学院生。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
最も抽象的な概念を、定義すること。そうすれば世の中の様々な現象を説明できると、夢を抱いていた。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
「意外と役に立つね」と思われる法則を発見し、社会の裏方を支えること。