研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

機械工学専攻
エネルギー・環境工学研究室

星 朗

星  朗 教授

学位:博士(工学)

エネルギーを集めて・貯めて・運んで・
活かす新しいシステムを提案

社会に散在する低温排熱を回収して電力などに変換できれば、創エネルギーに大きく貢献できます。このような解決策を工学的見地から研究し、新しいシステムの提案を行っています。

研究テーマ
持続可能エネルギーシステムの構築
研究キーワード
自然エネルギー利用 太陽熱利用 木質バイオマス活用 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
『不都合な真実』アメリカ元副大統領 アル・ゴア、ランダムハウス講談社、2007
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
私たちの地球で、今、自然環境に関してどのようなことが起こっているのか知って欲しい。そして、各人が何をしていかなければならないのか、よく考えてもらいたい。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
東日本大震災の避難所生活で、生活「環境」の崩壊と、電気・ガスなどの「エネルギー」の大切さ、加えて入手困難な『食』を体験したことから、現在、『食』の安全と安定供給に関心があり、小さな畑を借りて休日は“野菜づくり”に取り組んでいます。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
Everything doesn’t start without challenge.
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
それが直接的に成果に繋がらなくとも、新たな「気づき」が得られたとき。
研究に取り組む上でのモットーは?
人・社会に役立つ、持続可能エネルギーをベースとした実用的な技術を提案していく。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
厳しさの中にも優しさの見える、アットホームな研究室を目指している。学生が「人間力」を磨いてもらえるように心掛けている。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
潜熱エネルギー貯蔵技術を活かした「時空を超えたエネルギー利用技術」の提案。
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
低温排熱などの未利用エネルギーを有効活用して、エネルギーの地産地消や創エネルギーに大きく貢献できる。
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
より新しいもの、より奥深いことへの挑戦(チャレンジ)。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
よく遊び、よく学び、多くのことを経験した。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
世の中に形として残るものを創りたい。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
遠い未来の子供たちへ、豊かで美しい地球を残すこと。