研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

機械工学専攻
知能材料工学研究室

岡田 宏成

岡田 宏成 准教授

学位:博士(工学)


アーク溶解法により新材料の金属結晶を作製している様子

磁性体や超伝導体が持つ
知的な性能を引き出す物質を探究

知的な材料、それは“感じ、考え、行動する”ことができる「知的構造体」に用いられる材料のこと。本研究室では、物質開発を通して新しい知能材料の研究を行なっています。

研究テーマ
磁性形状記憶合金や超伝導体の新物質開発、特殊な環境下での材料特性評価技術の開発
研究キーワード
知能材料 磁性材料 超伝導材料 高圧技術 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
特にありません。
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
論文や参考書は読みますが,読書自体はあまりしません。本を読むことは大切なことですが、体を動かすことに時間を使うのがほとんどです。
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
現在というか毎年ですが、広島カープの順位と、冬の降雪量。地元が広島なので、カープの順位が気になる。スノーボードをやるので雪は降って欲しいけど、生活空間では降って欲しくないという葛藤に悩まされる。
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
自分自身で物事を進めていくことの大切さと、人と連携して物事を進めていくことの楽しさ。
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
予想される結果とは違う結果が出た時。良い方に裏切られた時は、次の実験結果が気になって早く次の実験をやりたくなるし、悪い方に裏切られた時は「なんで・・・」と思いながらも「次こそは!!」と思って実験するのでその結果が気になる。
研究に取り組む上でのモットーは?
やってみないとわからない。もちろん少しは考えますが、基本は“実験してデータ出してなんぼ”だと思っています。
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
研究の話はそこそこに、スポーツ、飲み会、音楽などの趣味の話が多いです。
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
私の研究室は、磁性材料と超伝導材料に関する基礎研究が主体的に行っています.新しい機能性を有する物質開発と平行して,レアメタルを使用しない物質の開発も行っています.
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
私たちの生活を豊かにする新しい先端技術が現実のものとなり,かつその技術を安定に供給することも可能になると期待されます.
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
大学、企業に限らず、研究開発職に就くためには大学院修了が求められていたため。
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
自分ではわかりませんが、自分でアイデアを出しながら新しい物質を合成しては,特性を評価している毎日でした。
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
夢を抱く余裕もなく、進学か就職かで悩んでいました。
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
私の研究室を出た学生が将来えらくなってくれること。あとは、未だ誰も発見しない未知の物質を見つけたい.