研究室INDEX

工学専攻科は4つの専攻で構成され、次世代のテクノロジーを担う人材を育成しています。

機械工学専攻
構造材料工学研究室

北條 智彦 准教授

学位:博士(工学)

自動車用超高強度鋼板の
耐水素脆化特性に関する研究

自動車の軽量化によるエネルギー効率向上と衝突安全性向上のため,フレーム部材に用いる超高強度鋼板の超高強度化,高延性化,耐水素脆化特性向上とそれらのメカニズム解明に関する研究を行っている.

研究テーマ
自動車用超高強度鋼板の耐水素脆化特性に関する研究
研究キーワード
超高強度鋼板 水素脆化 プレス成形 熱間鍛造熱処理 応力測定 など

先生はこんな人 - Personal Data -

学生に読んで欲しい本を1冊ご紹介ください。
ほとんど本を読むことがないので,紹介できる本はありません.
その本を読んで欲しい理由を教えてください。
みなさんからおすすめの本を紹介していただきたいです.
現在気になっているコト・モノと、その理由を教えてください。
ヨーロッパ旅行です.ヨーロッパの古い街並みやお城,教会をみるのが好きです.
研究を通して学生に伝えたいことは何ですか?
研究は根気よく,ていねいに行うことが重要です.失敗してもあきらめず,何度も挑戦して成功につなげてください.
研究に取り組んでいて、楽しいと感じる瞬間は?
新しい結果が出たときにうれしくなります.予想通りの結果が得られたときは素直によろこび,予想していた結果とは異なる場合でも,どうしてそのような結果となったのかを考えることが楽しいです.
研究に取り組む上でのモットーは?
いろいろな経験をしてもらいたいと考えています.一連の研究をするにはひとつの装置を用いた実験だけでは完結しないので,多くの装置を学生自身で操作して,多くの実験結果を得てもらいたいです.
研究室の雰囲気や特徴について教えてください。
研究室では自由に過ごしてもらえるように,居心地のよい雰囲気になるように心がけています.
今一番力を入れて取り組んでいる研究をひとつ教えてください。
自動車用構造部材の耐水素脆化特性評価法の確立に関する研究.
その研究が実用化されると将来どのように活かされるでしょう。
超高強度と優れたプレス成形性を有する革新的な自動車用超高強度鋼板の開発の加速と安全性を保証した超高強度鋼板の適用が可能になります.
先生ご自身が大学院を目指すきっかけは何でしたか。
学生指導と研究の両方ができる高専,大学の教員になりたかったからです.
先生ご自身はどんな大学院生でしたか。
夏は朝から早起き野球,夜はナイターソフトボール,ランニング,冬は毎日スキーをして,スポーツばかりしていました.
大学院生時代、どんなことに夢を抱いていましたか。
母校で教員をして,構造用鉄鋼材料の水素脆化に関する研究を進めたいと考えていました.
研究を通して、今先生が未来に抱く「夢」とは。
世界中の研究者と仲良くなり,多くの研究者と一緒に研究を進めたいです.