経済データサイエンス専攻 - 在学生からのコメント

木村 葉月

経済データサイエンス専攻修士課程1年  木村 葉月 さん

 本学の旧教養学部を卒業後、システムエンジニアとして働いてきました。日本経済の変化により働く環境が大きく変わる中、これらの変化に対応し、より働きやすい環境を実現したいと考えるようになりました。そのため、「東北地方におけるIT・データサイエンス人材不足の解決策」について研究するため、大学院に進学することを決意しました。
 大学院に進学して良かったと感じる理由は大きく三つあります。まず一つ目は、学びの幅が広がり、視野が大きく広がったことです。大学院には20代から50代まで幅広い年齢層や職種の学生が在籍しており、異なる世代の意見や価値観に触れることができます。二つ目は、長期履修制度のおかげで、仕事と学業を両立しながらじっくりと研究に取り組むことができ、充実した学生生活を送れていることです。三つ目は、本研究科では経済学とデータサイエンスの専門教員の数も多く、学生一人ひとりへのサポートも手厚いため、自分の知識を確認しながら学びを深めることができます。その結果、経済に関する出来事に対して関心が高まり、データを活用してどのように分析し、解決策を提案できるかを楽しみながら考える習慣が身につき、仕事にも非常に役立っています。
 本学を一度卒業してから再び大学院に入学したことで、学びに対する意識や姿勢が大きく変わりました。新たな分野を学ぶことは決して容易ではありませんが、その経験は自分の財産となり、決して無駄にはならないと実感しています。今後も、経済データサイエンス専攻で習得した知識やスキルを仕事に活かし、楽しみながら自らのレベルアップに努めたいと考えています。