11月7日(木)、11日(月)、12日(火)、13日(水)の4日間、東北学院大学において、地域高度人材指標開発・評価部会による、地域高度人材指標に関する学生との意見交換を行いました。7日は工学部の学生を対象に多賀城キャンパスで、11日、12日は文学部、経済学部、経営学部、教養学部の2年生を対象に泉キャンパスで、13日は文学部、経営学部の3年生を対象に土樋キャンパスで、それぞれ90分間の意見交換を行いました。
学生との意見交換には、単位互換コア科目(「地域の課題Ⅰ」「地域の課題Ⅱ」「地域課題演習」)を履修した10名の学生が参加し、本事業からは、地域高度人材指標開発・評価部会の吉田部会長(宮城教育大学)、地域協働教育推進機構の松﨑特任教授、四宮特任助教、千葉特任助教が参加しました。
本事業では2015年度から、地域高度人材指標開発・評価部会を中心に「地域高度人材指標」の開発を進めてきました。2016年度に指標を作成し、2017年度から単位互換コア科目を中心に講義における学生評価(形成的評価)に積極的に活用しながら、指標の検証・改善に取り組んでいます。
「地域高度人材指標」を大学間で相互に活用できる共通指標であるとともに、卒業後の学生の地域企業における人材育成指標としての活用も想定しています。今回は、学生の意見を受け取り、「地域高度人材指標」をより実質的なものに更新することを目的として、学生との意見交換を開催しました。
学生との意見交換では、あらためて学生に対して、本事業について、「地域高度人材」及び「地域高度人材指標」についての説明を行い、指標を用いて評価されることをとおして考え方や行動にどのような変化があったか、評価されることにどのような意味や価値を感じるかについて学生と教員間で意見を交わしました。
今後、地域高度人材指標開発・評価部会では、7月、9月に実施した企業関係者との意見交換会、今回の学生との意見交換で出された意見等をもとに「地域高度人材指標」の完成に向けた検証・改善に取り組んでまいります。
地域高度人材指標の詳細は、こちらをご覧ください。