7月19日(水)に東北学院大学泉キャンパス2号館5階256教室で「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」研究会を開催しました。
研究会は、今期の「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」のケース教材として協力をいただいており宮城県仙台市でホテルチェーンを展開する松月産業株式会社から常務取締役の田所寛章氏を講師に迎え、グループ企業における現状と将来像についてのお話を伺いました。
プログラム前半の講演では、グループチェーンによるシナジー効果、ホテルの自動化、ビジネスモデルについてのお話があり、現実の状況を深く知ることができました。
後半の質疑応答は、松﨑光弘特任教授が司会を務め、学生から「ビジネスホテルにおける差別化の困難さ」や「広告の費用対効果」などについて鋭い質問があり、それに対し実際の業務を統括する講師から的確な回答がありました。積極的に質問をする学生が多く、講義のケース教材の内容から、さらに一歩踏み込んだ仮説を検証し、現状を深く理解する良い機会となりました。
松月産業株式会社からは、代表取締役の今中美恵氏も研究会に参加され、研究会の前の時間に開講されている「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」も参観されました。
研究会には、東北学院大学の学生だけでなく、連携機関である他大学等からも教職員が参加し、今後のプログラム開発の参考となる充実した研究会となりました。