単位互換コア科目「地域の課題Ⅱ」の平成29年度後期の講義が始まりました

「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成」事業における「単位互換コア科目」のひとつである「地域の課題Ⅱ(地域企業版)」の平成29年度後期の講義が、東北学院大学文学部・教養学部の2年生を対象に始まりました。

本事業における「単位互換コア科目」は、本科目を含めた3科目(「地域の課題(地域企業版)」、「地域の課題(地域企業版)」、「地域課題演習(地域企業版)」)で構成されており、「地域の課題(地域企業版)」は、その第二段階にあたります。地域企業の課題解決のための道筋を考え、自分自身が3週間で解決するプロジェクトを設計することを目標に展開されます。

「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」で身につけた知識をもとに、実際に宮城県内の経営者にヒアリングを行い、企業の課題解決のための仮説を立て、その仮説を検証するためのプロジェクトを設計します。今年度は、仙台・地域人材定着推進実行委員会が進める「中小企業情報発信事業(WISE:ワイズ)」と連携し、企業ヒアリングを行い、企業紹介の記事を作成するとともに、ヒアリングで得た情報をもとにプロジェクト設計を行います。

「単位互換コア科目」は、仮説と検証を軸とした仮説的推論(アブダクション)を取り入れ、従来の座学にみられる知識伝達型のアプローチから、学生を主体としたアプローチへと学習構造を変化させ、学生の主体的な学びを促進し、「課題発見」や「解決能力」の向上を目指しています。

授業の時間割及び教室は、月曜日の2校時(10:50から12:20まで)に東北学院大学泉キャンパス3号館2階の32M講義室で開講しています。

授業科目の更なる詳細、授業参観等については、下記にご連絡ください。

【問い合わせ】
 地域協働教育推進機構(東北学院大学内)
 電話:022-264-63286424
 E-mail :jimu(a)miyagi-coc.jp
 ※(a)を@にしてメールをお送りください。