単位互換コア科目「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」の実施報告

「みやぎ・せんだい協働教育基盤による地域高度人材の育成」事業における教育プログラムの基幹となる「単位互換コア科目」 の一つとして、平成28年度前期から東北学院大学文学部・教養学部の2年次生を対象に開講された「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」が終了しました。

文学部は234名の履修者で月曜日5時限目、教養学部は253名の履修者で水曜日5時限目に授業を開講し、教員5名と事務スタッフ6名が授業の準備・運営・対応を行いました。

「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」は、学生自身が「財務」「顧客」「プロセス」「学習と成長」の四つの視点を持ち、地域の企業の課題を具体的に説明できるようになることを目標として展開されました。

成績評価は、毎回の授業後に提出するミニッツペーパー(自分の言葉で講義を振り返る短文レポート)の内容、それに対する教員からのフィードバックへの回答、最終レポートにより行いました。
ミニッツペーパー及びフィードバックへの回答が70点、最終レポートを30点の配点として評価をしています。

単位修得状況は、履修者487名に対し、449名の合格(92.2%)。平均点は、文学部が78.1点、教養学部が77.9点となりました。

事務局では、授業の内容、手法、運営についての検証と改善を進め、次年度以降の開講及び連携する高等教育機関への実質的な単位互換に向け準備を行っていきます。