7月28日(金)宮城学院女子大学にて、FD/SD部会が企画する地域協働教育コーディネーター養成研修(入門編)を開催しました。
研修は、「PBL・企業連携プログラムの開発」をテーマとして、地域企業と連携したディープ・アクティブラーニングに資する教育プログラムの開発運用能力を持つコーディネーターに必要な知識や技能の習得を目標としました。内容としては、昨年度実施した科目の紹介、PBL(Project Based Learning)の事例紹介、講義・演習等の設計手法と効果の講義を行い、それをもとにした課題解決型プロジェクトの設計のワークショップを行いました。
今年度よりFD/SD研修のうち、能力開発に資する研修の名称を「地域協働教育コーディネーター研修」として、入門編と実践編のカリキュラムを設定しています。
当日は、本事業のFD/SD部会長である大橋智樹教授(宮城学院女子大学 学長戦略室長)から「COC+に参加する大学が互いに連携して、地域高度人材を各大学に育成していきましょう」と開会あいさつが行われ研修が始まりました。
講師は地域協働教育推進機構の松﨑光弘上席COC+推進コーディネーターが務め、宮城学院女子大学をはじめとして、協働する高等教育機関から42名の教職員が参加し、講義とワークショップ形式の研修に非常に熱心に取り組みました。
研修の最後は、本事業の企業支援部会の部会員である平本福子教授(宮城学院女子大学 健康栄養学研究科長・社会連携部長)から「他大学の教職員との研修は刺激がありました。学生、企業にとって有意義なプログラムを経験知だけでなく学んでいきましょう」とのあいさつで研修会を閉会しました。
9月には夏期体験講座と連携して、地域協働教育コーディネーター養成研修(実践編)を開催します。実践編の詳細については、こちらのページをご覧ください。