東北工業大学で「COC関連科目」が始まりました

本事業に参加し、大学COC事業既採択校の東北工業大学で「COC関連科目」である「地域創生論」の講義が始まりました。

東北工業大学の「COC関連科目」は、平成29年度導入カリキュラムからライフデザイン学部の経営コミュニケーション学科に設定されており、今年度2年生となる学生を対象に前期の「地域創生論」、後期の「経営コミュニケーション学総合演習Ⅰ」、3年前期の「経営コミュニケーション学総合演習Ⅱ」、後期の「地域提案論」の4科目で構成されています。COC+にもつながる内容で、地域を活性化するための知識を学ぶだけでなく、プロジェクトをとおして学んだことを実践することが可能となる科目群となっています。

特に「地域創生論」「経営コミュニケーション学総合演習Ⅰ」「経営コミュニケーション学総合演習Ⅱ」の3科目は経営コミュニケーション学科の必修科目になっており、約100名の学生が履修し、地域創生を学び実際のプロジェクトに取り組みます。

「地域創生論」の第1回となる講義では、科目及び科目群の位置づけについて、東北工業大学ライフデザイン学部の小祝慶紀教授から詳しく説明があり、本講義が単なる座学で知識を得る科目ではなく、講義、ディスカッション、さらにプロジェクト参加につながる科目として成り立ち、地域社会で即戦力として活躍できる人材になるための能力を身に付ける科目であるとの説明がありました。また、地域協働教育推進機構の松﨑光弘特任教授が第1回講義のゲスト講師を務め、コーディネーターとしての豊富な事例をもとに「地方創生とは何か」の提起を行いました。