東北学院大学地域連携センター

気仙沼アクティブコミュニティ塾

2022年度気仙沼市「アクティブコミュニティ塾」第4回講座が行われました

     2022年12月17日(土)、気仙沼市役所 ワン・テン庁舎大ホールを会場に気仙沼「アクティブコミュニティ塾」の第4回講座が行われました。

全6回講座として実施しているアクティブコミュニティ塾も残り半分となりました。後半(第4回、第5回)の講座では、第1回から第3回までのインプットの機会からアウトプットの機会に移行し、「話をする」「自身の考えをまとめる」「動いてみる」「関係性を深める」「互いの資源を提供し合う」「巻き込み合う」ことに重点を置いた内容としています。

今回の第4回講座では、「地域のアクティブコミュニティプランを考えよう①」をテーマに、これまでの講座を踏まえ、受講生が自身の経験や強みを生かして地域取り組む地域活動の実践プランを考えました。はじめに、一般的な肩書きではない「私はこんな人です」「こんなことをしている/しようとしている/したい人です」を自由に表す”人生の肩書き”を作ることを行いました。この”人生の肩書き”については、受講生自身が自ら考えるのではなく、「自分はこんな人」「こんなことをしたい人」などを受講生同士で共有し、それを踏まえて、他の受講生からプレゼントしてもらい、その中から選びます。

その後、この”人生の肩書き”を持って、受講生それぞれの地域のアクションプランを考えました。このアクティブコミュニティ塾では、「アクティブコミュニティプラン」を身近な問題や関心をテーマに、自身の経験や強みを活かして取り組む、身の丈の行動・実践計画と定義し、さらに以下の五つのルールを設定しています。
 ①身の丈であること(やれないことは書かない)
 ②誰かにやらされるわけではない(わたし[たち]発)
 ③自身の経験や強みを生かすこと(わたし[たち]らしく)
 ④ごく小さな実践を重ねること(動いてみる)
 ⑤活動の輪を広げていくこと(仲間を巻き込む)
受講生は、これらの定義やルールを踏まえ、どのようなプランとするか真剣に悩み、時には受講生同士でディスカッションをしたり、アドバイスを受けたりしながら考えていました。

次回となる第5回講座(2023年1月14日)では、さらにプランをブラッシュアップし、第6回講座(2023年2月4日)の最終発表に向けた準備を行います。また、それまでに受講生は、次回講座までにごく小さな実践の実行とプラン案の検討、提出を宿題として取り組みます。