平成27年度 東北学院大学履修証明プログラム「地域コーディネートスキルプログラム」募集要項
1.プログラムの趣旨
東日本大震災の発生から4年経過した今、東北は復興への道のりを着実に進んできています。その背景には、自分たちの地域の未来を作ろうとたゆまぬ努力を継続している人たちがいることを見逃せません。これからの東北の地域づくりを考えるとき、このような人たちを一人でも多く見出し、その知恵や努力を 効果的に結び付け、新たな価値を生み出すようなプロジェクトを推進する人材が必要になってくると考えられます。
東北学院大学では、平成26年度に、文部科学省・地(知)の拠点整備事業に採択され、地域の持続的発展のために人材等の育成、ひいては、持続的に発展するまちづくりを目指して様々な事業を実施しています。この中で、自分の事業や仕事に取り組むだけでなく、地域を継続的に発展させたいと願い、行動しようと する人や地域の資源を結びつけ、新しい価値を生み出す人、すなわち「地域とそこに住む人の未来作りのために自ら意図をもって関係者の協働を促進する人」を 「地域コーディネーター」と呼ぶことにしました。このプログラムの開催にあたっては、平成27年3月26日に地域コーディネーターが育つための環境やプロ グラムを作るため、すでにコーディネーターとして活躍されている方々をゲストとしてお招きし、地域コーディネーターに必要な知識や考え方、そして行動の仕 方、心の持ち方などについて研究会を設置し、議論を行ってきました。
このたび、本学では、地域とそこに住む人の未来作りのために自ら意図を持って関係者の協働を促進するチェンジエージェントとしての地域コーディネーターの育成を目指した履修証明プログラム「地域コーディネートスキルプログラム」を提供することといたしました。
本プログラムは、最終的には、地域内でこれらの機能を果たす人材の育成を意図しております。「自分たちの街をよくしたい」とお考えの皆様のご参加をお待ちしております。
2.本プログラムにおけるカリキュラムポリシー
本学は、次の方針に基づき「地域コーディネートスキルプログラム」を編成・実施する。
(1) イノベーションの先取りと仮説検証(実行・変革促進)
自分自身が主体者として地域のあるべき未来の姿に向かって事業やプロジェクトを推進する能力の獲得
(2) 協働のファシリテーション(伴走・プロセス支援)
事業やプロジェクト関係者の相互作用を促進しながら成果が上がるようにする能力の獲得
(3) 協働のファシリテーション(連結・資源連結)
より大きな価値を生み出すために地域内の資源を発掘し連結する能力の獲得
(4) 高い専門性とリーダーシップ(提案・問題解決提示)
地域のあるべき未来の姿を示し他者との関係性の中でそれを実行する能力の獲得
3.応募資格
応募できる資格は、高等学校卒業者、及びこれと同等以上の学力があると認められる者とする。なお、就業経験等有し、地域とそこに住む人の未来作りのため
に自ら意図を持って関係者の協働を促進する気持ちを持っていることが望ましい。
4.定員
5名
5.履修期間
4ヶ月(2015年5月開講~8月終了)
6.講義時間
1コマ90分 ※1日当たりの開講コマ数は、曜日によって異なりますが、平日[基本は水曜日]は夜間2コマ、土曜日は3~4コマの開講となります。
7.履修検定料
10,000円(9.に記載する出願書類提出時に現金で納付してください)
8.出願期間
2015年4月24日(金)~5月8日(金)
9.出願方法
出願書類①、②を学長室事務課まで持参してください。
①履修申込書 ダウンロード ダウンロード
②最終学歴を証明する各種証明書
※各種証明書は、原本の提出をお願いいたします。なお、証明書の有効期限は定めておりません。
提 出 先 東北学院大学学長室事務課(土樋キャンパス本館3階)
提 出 先 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
提 出 先 TEL.022-264-6424/E-Mail ck@staff.tohoku-gakuin.ac.jp
提出時間 平日 9時~17時 / 土曜日 9時~12時30分
10.合否通知
2015年5月8日(金)以降順次発送(予定)
11.履修料
平成27年度プログラムは、履修料及び履修証明交付手数料を免除させていただきます。ただし、プログラムの受講にあたり、現場実習等が行われる場合、
その必要な費用(旅費交通費等)は、各自負担となります。
12.修了要件
「出願書類」で選択した科目の受講時間の総計が120時間を超えること
13.修了式
2015年8月29日(土) ※修了証を交付いたします。
14.開講科目及び時間