12月4日(水)、宮城県築館高等学校において、「地域型キャリア教育」の実践モデルとなる授業を行いました。
「地域型キャリア教育」は、宮城県内における中等教育と高等教育の接続支援プログラムとして、宮城県等と締結した「キャリア教育・志教育の推進に関する覚書」に基づき実施しています。
本事業の高大連携部会から、宮城県教育委員会を通じて県内の高等学校に地域型キャリア教育実践モデルのプログラムユニットとして提案し、今年度は希望があった2校に対して実施しています。9月に続いての開催となり、授業は、地域協働教育推進機構の松﨑光弘特任教授が担当しました。
今回の授業では、宮城県築館高等学校の武道館を会場に、1年生約150名に対し、「総合的な探究の時間」に設定された「探究学習基礎」において、探究とは何かについて説明しました。
本授業は多くの教諭にも参観いただき、「まず、自身が探究についてきちんと理解していないと生徒に何も指導できないと改めて感じた」「探究学習について詳しく学習することができた」「指導の指針を考える上で大いに参考になった」等の感想がありました。
なお、プログラムユニットは、岡正明部会長(宮城教育大学)を中心とした本事業の高大連携部会で協議を重ね、プログラムの開発を行い、「地域型キャリア教育実践モデルのプログラムユニット」としてまとめました。
「地域型キャリア教育実践モデルのプログラムユニット」については、こちらをご覧ください。