単位互換コア科目「地域の課題Ⅱ(地域企業版)」の実施報告

平成29年度後期に東北学院大学文学部・教養学部2年生を対象とした「地域の課題(地域企業版)」の講義が終了しました。

本事業における教育プログラムの基幹となる「単位互換コア科目」は、本科目を含めた3科目、「地域の課題(地域企業版)」、「地域の課題(地域企業版)」、「地域課題演習(地域企業版)」で構成されており、「地域の課題(地域企業版)」は、その第二段階にあたります。地域企業の課題解決のための道筋を考え、自分自身が3週間で解決するプロジェクトの設計を目標に展開されました。

講義の前半では、「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」で身につけた自らの視点から、企業の課題解決に向けた基礎知識を学び、企業の課題発見のためのディスカッションとブラッシュアップを行いました。また、今年度の「地域の課題(地域企業版)」は、仙台・地域人材定着推進実行委員会が進める「中小企業情報発信事業(WISE:ワイズ)」  と連携して講義を進め、講義前半の学びをもとに学生たちが宮城県内の企業で2度にわたるヒアリング、そして企業体験を行い、企業紹介の記事を作成しました。さらに、講義の後半では、企業の本当の課題とは何かを考え、その課題解決に向けた仮説を検証するためのプロジェクト設計を行いました。

講義最終回は、学生たちが2つのチームに分かれて設計したプロジェクトのプレゼンテーションを行い、教授陣からプロジェクトをさらに具体化、具現化するためのフィードバックとブラッシュアップを受け、各自が最終レポートの提出を行いました。

◆関連ページ
・「地域の課題Ⅱ」の講義が始まりました           
・「地域の課題Ⅱ」において学生による企業ヒアリングを行いました