大正改訳「ルカ福音書」 1917年(大正6年)

資料名

大正改訳「ルカ福音書」

解説

大正改訳のルカ福音書の下訳は、改訳委員であった藤井寅一とJ・H・フォスによってなされ、1912年(大正元年)2月から改訂がはじまり、12月に終了したと言われています。青山学院に残されている委員会の議事録には、2月8日に松山、デヴィソン、ハリントン、川添、別所の5人が改訂作業を始めたと記されています。藤井は翌年に委員を辞して、創設間もない九州学院に教員として赴任します。原稿はルカ福音書の冒頭部分です。