工学研究科長 土井 正晶

著しい発展を遂げる現在の工学技術を学ぶには、
大学院への進学は欠かせません。

多くの企業では、大学卒ではなく大学院卒の人が研究開発を行っております。世界をリードするフロントランナー型の工学技術者を目指すのであれば大学院への進学は必須です。大学院では研究が中心です。研究をするにはその研究テーマに関連した様々なことを勉強しなければなりません。高度な専門知識を吸収しつつ、自発的創造が必要です。多賀城キャンパスの中庭に初代工学部長・工学研究科長の永井健三先生の石碑があります。それには、「創意工夫」と書かれてあります。まさに大学院での研究は、指導教授の指導の下、「創意工夫」しなければなりません。また、大学院では、学外での学会・研究会発表を義務づけています。これまで、国内学会発表だけでなく、国際会議で発表した大学院生も多数いますし、研究奨励賞などを受賞した大学院生もいます。学外で研究発表するということは、他大学の大学院生、教員や企業の研究者の発表も聴講でき、その研究内容の習得だけでなく、プレゼンテーションの勉強にもなり、また、他大学の大学院生・教員だけでなく、企業の研究者との交流もできます。また国際会議では世界中の研究者との交流もできます。このような経験は、自分の未熟さに気づくだけでなく、今後自分はどうすればよいのかという指針にもなります。指導教授の研究指導の下、論文作成能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力など、将来研究開発する上において必要な能力が身につきます。人間としての幅が広がります。就職してからも困惑することはありません。自分の人生を自分で拓いてください。自分の能力を自らで磨いてください。自分の可能性を自分で広げ、大きく成長してください。これからの人生に向かって大きく羽ばたいてください。

工学研究科長  土井  正晶