聖和学園短期大学で共同授業を行いました

6月21日、28日の両日、聖和学園短期大学の「公務員試験対策講座Ⅱ(面接実習)」(担当:鳴海渉学長)にて、ディープ・アクティブラーニングを目指した単位互換コア科目の教育内容を取り入れた授業を実施しました。

授業は「公立図書館の運営」をテーマ(切り口)として、キャリア開発総合学科2年生を対象に行いました。同短期大学の鳴海学長の授業では、昨年度、単位互換コア科目のエッセンスを取り入れたアクティブラーニング型の授業を実施しました。今回は、科目を担当する鳴海学長と地域協働教育推進機構松﨑特任教授(上席COC+推進コーディネーター)が共同し、事前の打ち合わせをもとに、既存の講義の2コマで授業を行いました。

学生たちは、ケース教材をもとにした事前学習に取り組んでから講義に出席しました。当日は図書館の開設・運営や自治体の実務に携わった鳴海学長の臨場感あふれる解説と、松﨑COC+推進コーディネーターの進行により、学生は積極的に発言するなど主体的に授業に参加し、授業外学習、個人ワークにも熱心に取り組む活発な授業となりました。

また、授業は公開授業としたため、同大学の木村副学長をはじめ多くの参観者があり、事業の趣旨である「地域課題」、「教育改革」、「ディープ・アクティブラーニング」について共通理解を深める機会となりました。

平成29年度はこのような公開授業の形での試行の機会を今後も予定しており、本事業が目指す、主体的な学び、ディープ・アクティブラーニングの展開などを推進していきます。

授業の様子は、聖和学園短期大学のホームページでも紹介されています。

授業に使用したケース教材は、こちらをご覧ください。