12月1日、15日、22日の3日間、東北生活文化大学短期大学部「フードエンタテイメント演習」(担当:池田展敏教授)で、ディープ・アクティブラーニングを目指した単位互換コア科目の教育内容を取り入れた授業を実施しました。
「フードエンタテイメント演習」は、食物栄養学専攻の専攻科目で、資格支援科目の2年次選択科目です。 今回は、対象者へのニーズ調査に基づいた「食」に関する企画立案をテーマ(切り口)として、フードコーディネートの知識を活用し、対象者のニーズ調査をもとに「食」に関する企画を立てることができることを目標に3コマで授業を行いました。
授業の進行は、科目を担当する池田展敏教授と地域協働教育推進機構の松﨑光弘特任教授(COC+推進コーディネーター)が連携して授業を担当しました。
学生たちは、これまでに学んできたことを基に、3週間にわたりグループ学習を進めました。授業では、ニーズ調査の準備と調査結果の整理、企画立案を行い、時間外学習では、実際にニーズ調査を実施し、最終プレゼンテーションに向けた発表資料の作成に取り組みました。学生は積極的に授業に参加し、時間外学習にも熱心に取り組み、活発な意見交換を経て最終プレゼンテーションを行いました。
また、FD/SD部会が進める研修の一環として公開授業としたため、事業の趣旨である「学びの設計・手法」「ディープ・アクティブラーニングを目指した講義」についての理解を深める機会となりました。多くの先生方に参観いただき、最終プレゼンテーションで学生は、参観した先生方からフィードバックを受けました。
なお、平成29年度は、このような公開授業の形での試行を数多く実施し、主体的な学び、ディープ・アクティブラーニングの浸透などを推進してきました。そして次年度からは本格的な単位互換がいよいよ始まります。