11月14日、16日の両日、仙台白百合女子大学の「健康管理概論、地域保健福祉論」(担当:鈴木寿則准教授)において、ディープ・アクティブラーニングを目指した単位互換コア科目の教育内容を取り入れた共同授業を実施しました。
授業は「地域の健康と管理栄養士」をテーマ(切り口)として、人間学部 健康栄養学科の2年生を対象に行いました。今回は、科目を担当する鈴木准教授と地域協働教育推進機構の教員陣が共同し、事前の打ち合わせをもとに、既存の講義の2コマを使い授業を行いました。鈴木准教授は、本事業の単位互換部会長を務めており、昨年度に引き続いて2回目の取り組みとなりました。
学生からは、「もっと他者との意見交換を活発に行うことで、新しい角度から物事を見るようにしたい」「もし、これから問題の壁にあたったら、自分一人で考えるのではなく、周りの人の意見を聞き参考にしたいと思う」「学ぼうとすれば、その分主体的に学べると考えた」との感想がありました。学生たちは積極的に発言するなど主体的に授業に参加し、時間外学習、グループディスカッション、オンラインミニッツペーパー、他者との意見交換を通じて課題とは何かを考え、今後の学びにつながる内容となりました。
また、授業は公開授業としたため、事業協働機関の教員や学生の参観者がおり、事業の趣旨である「地域課題」「教育改革」「ディープ・アクティブラーニング」について共通理解を深める機会となりました。
次年度は単位互換コア科目の単位互換のスタートを予定しており、本事業が目指す、主体的な学び、ディープ・アクティブラーニングの展開などを推進していきます。