「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」で宮城県の事例について特別講演を行いました

5月16日(水)、東北学院大学泉キャンパスで開講している「地域の課題(地域企業版)」において、宮城県経済商工観光部の高橋裕喜次長を講師に迎え「富県宮城の実現と宮城の産業復興」と題した特別講演を行いました。

前回講義の仙台市に引き続き、今回は宮城県について、最新の情報と具体的な事例をもとに、宮城県の現状、産業政策、震災からの産業復興について詳しく説明をいただきました。

講演では、富県宮城の実現に向け、製造業の占める割合を高め、県内総生産10兆円を目指す方針や、「みやぎ発展税」の導入等、様々な産業施策が展開され、震災からの早期復旧、創造的な復興が進んでいることが紹介されました。

講演後は、松﨑光弘特任教授が講義を行い、学生は「仙台市あるいは宮城県の経済がどのように発展する可能性があるか」について考えました。各自が着目する外部環境と内部環境の強みを抽出し、そこから仙台市あるいは宮城県の最も望ましい将来像を導き出した後、グループワークで意見を共有し、各自の考えをブラッシュアップしました。

次回以降は、地域を取り巻く環境について、世界経済の潮流、地域経済の今後を考え、地域企業の事例研究をとおして、社会との向き合い方、地域企業の将来像と課題を見いだすことを目指します。

講義の最後には、宮城県地方創生インターンシップ事業(MINT)について、宮城県が委託する事業担当者より説明が行われました。

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