「地域課題演習(地域企業版)」の講義が始まりました

6月1日(土)東北学院大学土樋キャンパスホーイ記念館を会場に、本事業における単位互換コア科目「地域課題演習(地域企業版)」の東北学院大学の履修学生(3年次)を対象とした講義が始まりました。

本事業における単位互換コア科目は、本科目を含めた3科目(「地域の課題Ⅰ(地域企業版)」「地域の課題Ⅱ(地域企業版)」「地域課題演習(地域企業版)」)で構成されており、「地域課題演習(地域企業版)」は、第三段階の応用に位置付けられる科目です。「地域の課題Ⅰ・Ⅱ」で培った知識・推論を基に、現場での実習活動をとおして、地域企業における課題解決を目標としたプロジェクトを実践します。課題解決プロジェクトで必要な成果を生み出す過程で、仮説検証を繰り返し、既有の知識を組み合わせて事象を解釈し、新たな知を生み出すことを目指します。

今回は、2019年度の履修学生全員に対し、講義のガイダンスとして、講義全体の取り組みに関する説明、課題解決プロジェクトの理解、演習参加に向けたマインドセット、演習に参加して得たいもの等の言語化と共有、事務連絡を行いました。

今後、7月に行われる目標設定の講義、事前課題に取り組み、夏季休暇期間中に約3週間にわたる企業での演習を行い、最後にふりかえりの講義を行います。

また、地域高度人材指標開発・評価部会にて作成した指標項目(持続的挑戦、ネットワーク分析、ネットワーク構築)をもとに、講義の学習目標や講義計画等と照らし合わせて、下位指標を設定しています。それぞれの下位指標として、持続的挑戦には「目標達成、レジリエンス、メタ学習」を、ネットワーク分析では「価値創造、意思決定」を、ネットワーク構築では「協働」を設定し、形成的評価の指標として活用します。

本科目をとおして、本年度は仮説検証を繰り返す課題解決型のプロジェクトに多くの学生が取り組みます。

さらなる講義科目の詳細、参観等の希望については、事務局までご連絡ください。