東北学院大学

経済学部 共生社会経済学科

共生社会経済学科での私、そして未来

同じ日本人でも
異なる視点を
受け入れることが大事。

共生社会経済学科 4年
蜷川 晃介さん

宮城県
多賀城高等学校出身

内定先/日本年金機構

自分と他者で、異なる「普通」

4年間を通して感じたことは、自分が当たり前だと思っていたことが、実際には当たり前ではないのかもしれない、ということでした。国籍に関わらず、障がいの有無や年齢、性別、宗教など、その人の持つ背景の違いが、たとえ日本人同士であっても大きな差を生み出します。

大学生活を何もしないまま終わらせるのはもったいない、という思いからさまざまなことに挑戦しましたが、中でも、難病指定されている筋ジストロフィー患者がいる仙台西多賀病院でのボランティア活動は、私が社会保障に関心を持つ大きなきっかけになりました。障がい者の方と触れ合う機会がほとんどなかった私は、「障がい」というものに対してどこか暗いイメージを抱いていたのですが、実際はそうではなく、患者さんは患者さんにとっての日常を「普通」に過ごしていました。自分の視点ではなく、障がいのある方の視点で見れば、それはまったく「当たり前」のことだったのです。

「障がい」を通して見えた保障の大切さ

学びの中でさまざまな気付きを与えてくれたゼミの先生と仲間たち。

障がい者と接する中で社会保障や福祉国家などに関心を持つようになりました。国民全員が加入する年金についてもっと深く学ぼう、と独学でファイナンシャルプランナーの資格を取得したときはゼミの先生にも驚かれましたが、学びとつながっているという実感はありましたね。

社会全体に目を向けてみると、例えば就労条件など、障がいのある方にはまだまだ生活しにくい環境なのでは、と思うこともあります。今は健康な人でも、いつ、どんなきっかけで障がいや病気になるか分かりません。なにより高齢者になってからの生活は、若い世代ほど想像しにくいもの。社会保障を学び、障がい者を間近で見てきた者として、その大切さを発信していけたらと考えています。

私のできごと

  1. 小学4年生の頃に見た北京オリンピックの開会式で、人種や言葉の違いをおもしろいと感じるようになった。

  2. 「共生社会」という言葉に惹かれて入学。さまざまなことに挑戦する中で、障がい者を支援するボランティアにも参加。

  3. 人種や言葉以外にも、障がいや年齢・性別、宗教などで、自分とは異なる「当たり前」が存在することを知る。

  4. 国民全員が対象となる国民年金に関わることで、異なる立場の人々をサポートしていきたい。

※2020年当時の内容です