校章・ブランドマーク
校章・校旗の制定について
校章について
1901年頃から、シュネーダー院長の下に諸般の刷新が行われ、この年の末、普通科生徒の制帽が定められた。当時生徒の実情から未だ制服までは着用困難の時代で、先ず制帽から始められた。
同時に徽章の制定を促して、シュネーダー院長の腹案に従い、新任の図画の教師小泉成一先生の意匠によって、十字架の中に東北学院の頭文字TGを現したものが出来上がり、それが校章に用いられ現在にまで至っている(中学校・高等学校、榴ケ岡高等学校はこれに準拠)。なお、現在大学において使用されている校章(襟章)はこの型とは異なり、1949年、新制大学昇格とともに使われてきているものである。
校旗制定について
1908年頃から、学院の理想を象徴する校旗の制定(1910年)の希望が起こり、TG章(校章)の図案者であった小泉成一先生に委嘱して、京都西陣で調製した。旗の地色はブルーで真実を意味し、周囲の銀モールは純潔を、竿頭の炬火は文化を象徴しており、中央に刺繍された校章の十字架は金色、TGは銀色に表し犠牲の精神を象徴している。
これにより、いつともなしに学院カラーはブルー(あるいはスカイブルー)ということに言われ、あるいは使われはじめられてきた模様である。
ブランドマークについて
大学五橋キャンパスが開学した2023年4月に制定。本院の新たな転換期にあたり、本院が大切にする精神と受け継いできた伝統を守りつつ、新たな時代を切り開く本院のアイデンティティをあらわし、本院の全設置学校において展開している。
ブランドマークの制作にあたっては、本院教職員・学生・生徒・保護者を対象とした調査や、ワークショップ等を経て得られた本院の強みや弱み、将来の本院のあるべき姿を分析し、デザインコンセプトに反映させている。
デザインコンセプト
キリスト教教育を象徴する十字架のシルエットをデザインの基礎とし、カラーは本院を象徴する「スカイブルー」を継承。
東北学院の略称「TG」をスクールモットー「LIFE LIGHT LOVE」と「SINCE 1886」で囲むことで東北学院が大切にする精神と受け継いできた伝統をメッセージ化している。
徽章、校章、ブランドマークの使用について
従前より、本学の徽章、校章、ブランドマークはその形状・色彩等をふくめ、本院が定める使用基準に従い使用しています。
本院教職員および在学生が、これら徽章、校章、ブランドマークを使用する際には、下記のお問い合わせ先(学校法人東北学院 広報部 広報課)へお問い合わせの上、規定に定められた手続きに従い利用してくださいますようお願い申し上げます。