東北学院大学

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工学部 機械知能工学科

高度な研究事例

抑制すべき拡散の活用

金属微細材料の創製・特性評価・信頼性向上

李 渊 准教授

太陽電池やタッチパネルなどの次世代光電デバイスには、透明導電膜は欠かせないものです。現在その主役である酸化インジウムスズ(ITO)は脆性破壊やレアメタルのインジウムの使用に伴う価格高騰の懸念があるため、代替材料の開発が盛んに行われています。その中でも、金属ナノワイヤからなるネットワークは透明性・導電性・柔軟性を持つため、注目を集めています。しかし現状は、透明導電膜の高性能を目指す作製手法の開発が盛んに行われている一方、電気的破壊に係る信頼性確保の研究は不十分です。そこで原子・イオンの拡散現象を活用し、簡易かつクリーンな金属微細材料の創製手法を開発するとともに、構造材料としての力学特性および機能材料としての電気的特性等を評価し、高性能な光電デバイス等への応用を実現させるため、透明導電膜の信頼性向上に関する研究にも取り組んでいます。