東北学院大学

地域総合学部学部案内

出張講義

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地域コミュニティ学科

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地域コミュニティ学科出張講義一覧 (PDF:897KB)

社会と産業領域
専門分野 No. 講義タイトル 講義内容 担当教員 前期授業期間の講義開催曜日(目安) 後期授業期間の講義開催曜日(目安)
人文地理学・地誌学 1 大型店とまちづくり  なぜ商店街は衰退し、代わって大型店が広く展開するのでしょうか。大手資本店の寡占、チェーン展開、出店先の都市計画との関係などについて空間の論理にもとづいて一緒に考えてみましょう。東日本大震災による被災地の商業施設復興についても解説します。 岩動 志乃夫
人文地理学・地域研究(東南アジア) 2 東南アジア・東アジアの食文化について 普段、当たり前に食べている食事、そこには自然環境、文化、歴史、経済など地域の多様な要素が反映されています。この講義では、東南アジアと日本を含む東アジアの食について比較することを通して、地域の文化とその変化について考えていきます。 遠藤 尚 水、木
教育史・教育行政学 3 学校とは何だろう? 教育といえば、みなさんはまず学校を思い浮かべるのではないでしょうか。それほどに、われわれの生活において、学校は教育の場として当たり前のものとなっています。本講義では、なぜわれわれが学校に対してこのような意識をもつのかを、その役割との関係で考えていきます。きっと、みなさんの知らない学校の姿がみえてくるでしょう。 大迫 章史 火(午前)、水(午前)
地域社会学・理論社会学 4 地域の助け合いを考える 今日、中央への人口集中が進む一方で、地方の過疎高齢化が深刻化しています。そうした地方の地域で生き残るには、住民の助け合いが重要な鍵を握っています。講義では、事例にもとづいて「地域住民の助け合いの論理」について考えます。 佐久間 政広
人文地理学・歴史地理学 5 産業の盛衰とその遺産の保存・活用 近年観光資源としての価値が評価されている産業遺産の、地域資源としての保存・活用のあり方について、各地の事例をあげながら考えます。 品田 光春 火、水
経済地理学・産業地理学 6 若者が起こす新しい地域づくりと、東日本大震災からの復興への応用・展開 近年、若者が地方に移住して、古民家を改修してパン屋や宿泊施設を作るなど、これまでにない新しい地域づくりを起こす事例が増えてきました。ツールとしてのSNSの活用は勿論ですが、その取り組み内容は面白く、なおかつ新鮮で学ぶことも多いです。この講義では事例を中心に若者がなぜ地方に移住して、新しい事を起こすのか?またそのメカニズムは何か?という視点から解説を行います。そして、最後に東日本大震災からの復興へ如何に応用できるかをみなさんと一緒に考えていきます。 柳井 雅也 木が対応可。水と金は要相談。 水、木、金
農業地理学・農村地理学 7 「農村」ってどんな場所? 日本の農村は少子高齢化や過疎化によって、その存続が危ぶまれている一方、近年は都市住民の移住や関わりによって新たな活力を得ている農村もあります。また、景観や食文化など固有の資源が評価されている農村もあれば、農地や隣地が開発され、再生可能エネルギーの拠点となっている農村もあります。
この講義では多様化している日本の農村の姿を都市との関係から学び、持続可能な農村について考えます。
庄子 元
健康と福祉領域
専門分野 No. 講義タイトル 講義内容 担当教員 前期授業期間の講義開催曜日(目安) 後期授業期間の講義開催曜日(目安)
教育学・図書館情報学 8 学ぶための社会の仕組み 多くの人は小学校・中学校から高等学校・大学等で学び、社会に出てからもさまざまな学びの場を利用しています。この授業では、このような社会の仕組みがなぜ必要とされているのか、さまざまな考え方を紹介しながら考えていきます。 泉山 靖人 金が対応可。その他については要相談。 水が対応可。その他については要相談。
社会福祉論・NPO論 9 NPOについて学ぼう!! NPOって何だろう?NPOは何ができるの?NPOでお金を稼ぐことはできるのか?等、NPOという言葉は聞いたことがあるけど、良く分からない!!そんな疑問にお答えします。NPOを作って社会で起きている様々な問題を解決し、「あなた」自身もHAPPYになる!!そんな方法を一緒に考えましょう!! 大澤  史伸 月、木
臨床心理学・教育臨床心理学 10 他者とかかわる 私たちは常に人とかかわりながら生活をしています。しかし、他者と円滑なコミュニケーションをとるのはそれほど簡単なことではありません。私たち一人一人が持っている「ものの見方」がコミュニケーションにどのような影響を与えるのかについて、簡単な体験を通して考えてみたいと思います。 清水 貴裕 火曜、木曜が比較的対応しやすいです 火曜、木曜が比較的対応しやすいです
福祉社会学・理論社会学 11 外国人ケアワーカーはどうして日本にやってきたのか 人材不足の問題が叫ばれている日本の介護の現場では、いま、外国人ケアワーカーに注目が集まっています。彼らはなぜ働く場所として日本を選び、いまどんな生活をし、将来についてどのように考えているのでしょうか。この講義では、外国人が日本で介護の仕事をするということの意味を、さまざまな角度から考えてみます。 菅原 真枝 火、水が比較的対応しやすい
社会教育学・生涯学習学 12 地域を学び、地域で活かし、地域をつくる 地域には、それぞれ歴史や自然、文化、芸術・芸能など、学びにつながる多くの資源があります。地域を学び、研究する学問領域は地域学と呼ばれます。地域を学び、地域で活かすことは一人一人の充実につながり、そして、地域の活性化にもつながります。これによって地域学そのものも豊かになります。地域の良さを知り、再発見し、そして地域の良さを創造すること、これが地域学の学びです。地域を学ぶことの意義、面白さ、可能性を考えます。 原 義彦 水は対応しやすいです。その他はご相談ください。 火は対応しやすいです。その他はご相談ください。
地域福祉学・社会福祉学 13 地域の福祉課題の抽出と解決策の検討 急速な勢いで進展する高齢化の影響は、多くの地域にさまざまな福祉課題をもたらしています。地域の福祉課題をどのように発見して、どのような解決策を講じればよいのかを、事例をもとに考えます。 増子 正
特別支援教育・臨床心理学 14 インクルーシブ教育ってなんだろう? 障害のある人と障害のない人が共に学ぶ仕組みのことをインクルーシブ教育といいます。でも、ただ一緒にいるだけで全てがうまくいくわけではありません。障害のある人もない人も過ごしやすい学校や社会になるにはどうしたらいいんだろう?そんな問いを一緒に考えてみたいと思います。 一柳 貴博 木が比較的対応しやすいです
人と自然領域
専門分野 No. 講義タイトル 講義内容 担当教員 前期授業期間の講義開催曜日(目安) 後期授業期間の講義開催曜日(目安)
自然地理学・地形学 15 地域の地形から自然災害リスクを読む 自然災害の多くは、地形を変化させる(あるいは新たな地形を作る)自然現象が人間生活の場所で発生した場合に生じています。地形に関する基礎知識をもとに、地域の自然災害リスクを読み取りましょう。 伊藤 晶文
社会科教育学 16 多様性と共生するとは? 人間が生きるためには、人と人、人と自然との共生が不可欠ですが、地球上の自然環境が多様であるがゆえに、多様な文化が形成され、人間も多様な進化を遂げています。そういう中で、多様性を排除するのではなく、共生していくことは、とても難しいけれど必要です。なぜそれが難しくて、どうすれば、持続可能な共生社会を築いていけるのかということについて、一緒に考えてみましょう。 坪田 益美 火(15時まで)、水(午前)、木(午後) 水(午前)
生態学・ESD(持続を可能にする教育) 17 生態系と生活知を活かして、持続可能な地域をつくる Satoyama(里地・里浜・里山などの総称)の豊かな動植物、生態系と調和した土地・資源利用、防災や共助の約束事などを掘り起こし、生活知・伝統知から「持続可能な地域」を構想してみます。 平吹 喜彦 月、木、金 水、木、金
自然地理学・環境保全論 18 地域の自然を守る方法 地形、気候、土壌、植生などの身の回りの自然を、どのように保全していくのか、またどのように破壊されてしまっているのか、各地の事例をもとに考えます。 目代 邦康 月、火、水、木
津波防災・マングローブ森林生態系 19 自然災害と防災~災害のメカニズムを学ぶ~ 都市環境で発生した災害(主に津波)の事例やメカニズム、防災対策の事例を学び、現代社会における災害への対応方法を考えます。 栁澤 英明

政策デザイン学科

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No. 講義タイトル 講義内容 担当教員 前期授業期間の講義開催曜日(目安) 後期授業期間の講義開催曜日(目安)
1 人と人、心と心、地域と地域をつなぐ地域通貨 2000年代に入り、地域経済やコミュニティの活性化を目的とした地域通貨が全国各地で誕生しましたが、そのほとんどは短期間で消滅してしまいました。近年、再び地域通貨が増加していますが、前回と今回のブームの違いは、今回は公(行政)・共(地域住民)・私(企業)が密接に連携をした取り組みであるという点が挙げられます。本講義では、公・共・私連携による新たな地域通貨の取り組みを紹介するとともに、地域通貨を通じたよりよい地域づくり(地域通貨政策)の課題と可能性を考えます。 伊鹿倉 正司 月(午後)、木、金 月(午後)、木、金(午後)
2 移民と多文化共生 日本では多くの外国人が働いています。一般に「外国人労働者」と言いますが、人は労働だけして生きているわけではありません。外国人も地域社会の住民であるという視点が必要です。移民社会となったヨーロッパに学びつつ「多文化共生」を考えます。 石川 真作 木、金 水、木、金
3 福祉国家と日本の社会問題 今日の日本が抱えている社会問題について、特に、大きな課題となっている少子高齢化に際し必要不可欠な社会保障制度及び地方政府の活動について、海外の事例も参考にしながら検討していきます。日本が置かれている状況は、当然海外とは異なっています。しかし、海外の事例から得られる示唆も多くある一方、単純に日本に適応できない場合がある点に注意を払う必要もあります。 市川 樹 月、木 月、火、水、木
4 フローチャートで考える地域政策の基本方針 公共政策といわれると、中央政府や自治体といった、自分とは離れた場所の人々が行っていることに感じられるかもしれません。しかし、近年の社会問題の増加から、現在では、意外なほど、近くの人々が公共政策に関わっています。本講義では、経済モデルの考えに基づいた簡単なモデルを用いた公共政策の分析について解説します。 奥山 忠裕 水、木 水、木
5 多文化主義と文化的少数派の権利 文化の違いから生じる衝突や分断が指摘されるなかで、多様な文化的背景を持つ人々の共存を目指す多文化主義は、現代社会における重要な課題の一つになっています。多文化主義における文化とはどのようなものか考えた上で、先住民や移民など文化的少数派が文化を維持するために必要な権利について学びます。 河村 真実 木、金 月、水、木、金
6 少子高齢化と人口減少 日本では、少子高齢化と人口減少という人口の変化が進行しています。その現状や原因を確認し、急速な人口構造の変化が日本の社会・経済に与える影響について、皆さんと考えてみたいと思います。 熊沢 由美 水(午前)、木、金(午前) 水(午前)、木、金(午前)
7 ハンセン病隔離の歴史を知る 社会的少数者(マイノリティ)を無視した政策は、大きな人権侵害につながる可能性があります。そのひとつの事例として、近代日本が行なったハンセン病隔離政策について、被害当事者の体験から学びます。 黒坂 愛衣 木、金 木、金
8 日常生活とジェンダー 私たちは望むと望まざるとにかかわらず「性別」という属性を生きていて、私たちの社会は私たちがどんな性別を生きるかによって生活/人生の選択肢が異なってしまうような社会です。その社会の成り立ちと問題点を、身の周りのことから考えてみましょう。 小宮 友根 火、木 火、木
9 災害からの生活と生業の復旧・復興 2020年代の日本社会は、東日本大震災をはじめとして、さまざまな災害に見舞われました。この講義では、仮設住宅や災害公営住宅におけるコミュニティ形成、被災農地の復旧を支援する農業ボランティアなど、各地で見られた取り組みを紹介し、今後求められる復旧・復興のあり方について、みなさんと一緒に考えたいと思います。 齊藤 康則 火、木、金 火、水、木
10 東南アジアの現場から学ぶ環境と開発 東南アジアで産出される資源は、日本に暮らす私たちの生活にたくさん使われています。日本から近い異文化世界である東南アジアの資源を切り口にして、環境問題や開発の問題について考えてみましょう。 佐久間 香子 木、金 水、木、金
11 避難所生活・被災者支援 講義またはワークショップを通して、災害後の避難所生活や被災者支援の様々な場面を疑似体験し、災害時にどのようなことに直面するのか、また、「正解」がない場面で、その時点での最善の方法を考え実践していく方法やその時に大切な考え方について一緒に考えます。 定池 祐季 火、木、金 月、木、金
12 格差・貧困対策にみる自治体と地方財政の役割 格差・貧困の拡大を受け、日本では多くの地方自治体が、NPOや地域住民、そして企業と連携しながらその対策に取り組んでいます。本講義では、格差・貧困対策の先進事例を紹介しつつ、自治体や地方財政の役割について、理解を深めます。 佐藤 滋 火、木 水、木
13 若者が直面する労働問題 私たちの社会には様々な課題があり、より良い社会の実現のためにはより良い労働の実現が不可欠です。本講義では、皆さんにとって比較的身近な「若者」をテーマとしつつ、この社会でどのような労働問題が生じているかを取り上げます。 宮地 克典 木、金 木、金
14 児童虐待とドメスティック・バイオレンス(DV) 児童虐待とDVはどちらも増加傾向にあり、社会問題化しています。この授業ではそれらの現状に加え両者の類似性と関係性について説明し、その解決・改善に向けた取り組みについて考えていきます。 武藤 敦士 月、火、木 火、水、木
15 マネジメントから考える問題解決の進め方 社会問題を解決するために必要なことは何か。何故解決は進まないのか。マネジメントの考え方を学びながら問題解決を進めるための考え方を学びます。 和田 正春 月、水、木 月、火、水、木