【情報科学科】学生チームが「Civictech Challenge Cup U-22」で英治出版賞を受賞しました
2023年10月23日
情報学部データサイエンス学科の高橋秀幸ゼミ所属の教養学部情報科学科3年生によるチーム「ぼっぢ」(佐々木舞さん、佐藤拓実さん、佐藤奈実さん、佐藤希咲さん、月野碧人さん、洞口侑璃さん)が「Civictech Challenge Cup U-22」(主催:一般社団法人コード・フォー・ジャパン)に出場し、10月8日に行われた最終審査会の結果、英治出版賞を受賞しました。
学生チームは、大学内での友達作りに苦労した経験から、友達を作るきっかけを支援する学内交流アプリ「Friends」を開発しました。「Friends」は大学内で孤立している学生を対象に、学内のみで利用可能な認証機能を備えたプロフィール管理、チャット、掲示板などの機能があります。特に所属学科や履修登録している科目などのプロフィールから、同じ学部・学科や学年、同じ授業を履修している学生を判別し、一緒に授業を受けることができるマッチング機能が特徴的です。さらにアプリ利用者は、マッチングした学生同士とのチャット機能に加えて掲示板機能も使え、講義や教科書などに関するトピックの共有から友達作りのきっかけになることも期待できます。
Civictech Challenge Cup U-22は、22歳以下の若手を対象としたCivictechのプロトタイプ開発コンテストで、150名を超える参加者による34チームから一次選考を勝ち抜いた8チームがファイナリストとして最終審査会に出場しました。最終審査会ではプロトタイプのプレゼンテーションを行い、さまざまな分野で活躍している審査員によって大賞や企業賞の受賞作品が選ばれました。
「ぼっぢ」のメンバーは、ゼミに所属する3年生まで友達を作るきっかけがなかなか得られなかったという経験や、友達を作るために一歩踏み出すことができなかったという実体験から課題や解決策を整理。皆で議論や協力しながらアプリ作成に挑戦できたことや、今回初めてだったコンテストへの出場も貴重な経験になったそうです。
【関連リンク】
Civictech Challenge Cup U-22