2012年01月24日

　本学教養学部情報科学科の 坂本 泰伸 准教授が中心となって申請しておりました、平成23年度老人健康増進等事業（老人保健事業推進費等補助金）の交付決定がなされました。
本学では、今後も地域社会に対して貢献しうる研究や事業を積極的に推進してゆきます。

東北学院大学
佐久間 政広		（教養学部長、教授）
松澤 茂		（情報システム部長、教授）
栗林 野一		（学長室事務課、課長補佐）
増子 正		（教授）
武田 敦志		（准教授）
坂本 泰伸		（准教授）
仙台白百合女子大学
家子敦子		（講師）
宮城県介護福祉士会
雫石理枝		（事務局長）

【事業実施目的】

　本事業における研究の目的は、特定高齢者及び要支援１～２までの高齢者が、地域社会での日常生活の中で能動的に利用することのできる情報通信システムを開発し、システムの利用記録の変化から認知症の早期発見方法の確立を目指すものです。情報通信システムの利用者には、高齢者及び介護士を対象としており、直接的・間接的方法の両面から、高齢者のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上も目指します。
　特に、本事業ではこの研究を進めるにあたって必須となる「地域社会の中での高齢者の日常生活における行動様式」や「介護業務における情報通信システムの介入の効果」に関して詳細な調査を実施し、認知症の早期発見のための実証実験の実施に向けた研究活動を進めます。

【主な事業の内容】

１．高齢者の行動様式に関する調査研究
２．訪問介護員の業務内容やヒヤリハット事象に関する調査研究
３．高齢者が利用可能な情報通信システムの利用記録に基づいた認知症の早期発見に関する研究
４．訪問介護員に対する啓発活動及び地域福祉に対する貢献活動

【事業実施期間】

平成23年11月8日～平成24年3月31日

【その他】

厚生労働省「平成23年度に行う老人保健健康増進等事業について」

 

このページの内容に関するお問い合わせ
東北学院大学 学長室事務課
〒980-8511　宮城県仙台市青葉区土樋一丁目3-1
TEL.022-264-6424
E-mail：ck@staff.tohoku-gakuin.ac.jp