【工学研究科】修了生 阿部 颯太さんの研究が国際会議でBest Paper Award (優秀論文賞) を受賞しました
2025年12月11日
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11月11日から13日までの3日間にわたり、20か国の参加者により京都市で開催された国際会議【The 15th International Conference on Geotechnique, Construction Materials and Environment (GEOMATE 2025)】において、阿部 颯太さん (2024年度工学研究科機械工学専攻前期課程修了）と矢口 博之教授 (機械知能工学科) との連名による論文が、Best Paper Award (優秀論文賞) を受賞しました。この賞は、投稿総数300の論文から3度の審査を経て、15の論文に授与されました。
駆動振動数が異なる振動コンポーネントを搭載することで、振動の干渉が発生せず、環境に優しい高出力なアクチュエータの動作原理が、本研究において新たに提案されました。試作機は、既存のデバイスでは到達できないような高速走行と牽引特性を同時に達成できる可能性を示しています。本研究で得られた成果を進展させることで、社会インフラ維持・管理用の新たな計測システムの実現が期待されます。
【国際会議概要】The 15th International Conference on Geotechnique, Construction
Materials and Environment (GEOMATE 2025)
【受賞名】Best Paper Award (優秀論文賞)
【受賞者】Hiroyuki Yaguchi and Sota Abe
【受賞論文タイトル】Operation Principle of Actuator System that Combines Phase-Controlled Actuator with Different Drive Frequencies