【在学生の皆様へ】災害時のメンタルヘルスについて
2011年03月18日
東北学院大学カウンセリング・センター
このたびの地震とそれに伴う災害は、甚大な被害をもたらしました。皆さんご自身やご家族も被災なさって大変な状況と思います。このような大きな災害の後には心や身体にさまざまな変化が起こります。
これらの変化は日常と大きく異なる大変な出来事に対する、ごく自然な反応です。ほとんどの変化は時間が経つとともに自然に回復していきます。
〈心に現れる変化〉 | 〈身体に現れる変化〉 |
やる気がおきない 話したくない 考えたくない ひとごとのように感じる 怒りを感じる イライラする 集中できない 落ち着かない 怖い 悲しい 寂しい 自分を責める 自分が無力に感じる 将来に希望がもてずに不安になる など | 疲れがとれない 怖い夢を見る 眠れない すぐに目が覚める 食欲不振 吐き気 下痢 便秘 動悸 ふるえ 発汗 頭痛 関節痛 筋肉痛 だるさ など |
できるだけ心がけたいこと
・ なるべく身体を休め、栄養をとることを心がけましょう
・ 日常生活のリズムをできるだけ守るように意識してみましょう
・ 普段より不注意になりやすいので、事故や怪我に気をつけましょう
・ 話したい気持ちになったときには、遠慮せずにまわりの人と話をしましょう。体験や気持ちをことばにすることで、落ち着けることがあります
専門家に相談することをお勧めします。
まわりの人に同じような状態が見られることに気づいたら、相談に行くよう助言してください。
相談はどこへ?
・今住んでいる場所(県・市など)にある精神保健福祉センター
・精神科のクリニック・病院
・本学カウンセリング・センター
開室日程については随時こちらでお知らせします。
/info/top/110412-2.html
東北学院大学総務部研究機関事務課
カウンセリングセンター担当
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋一丁目3-1
TEL.022-264-6410 FAX. 022-264-6511